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哀れな女

愛することを貫いた


愛されることを諦めた

決して捨てたわけじゃない


けれど

どうしても持ち続けたい愛があったから

それが

正しさの元にはない愛だと知ってはいたけれど


貫いたのだ



結果として

私が失ったものは大きい


家族

仕事



けれど

人生だけは失っていない

けれど

良い日々を得ることができたと


胸を張って言える

そんな愛であるから


私はいまだに貫いているのだ


刃はいまだ届かぬが


それでも幸せな私は

白い壁に囲まれて生きている

哀れな女と呼ばれ続けるのだろうか


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