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選択としての変化
行動する者に失敗は付きまとう
正しく行動したいと願っていても
人の永遠に正しさの元にあることはできない
いずれ誰かが傷つくだろう
それに怯えて
未来は何があるかわからないじゃないかと
駄々を捏ねたくなる
逃げの許容だ
それでも踏みとどまるものに
時々微笑みかけられる栄光は
この世の全てを賭けてもいいと思える
時々というのがみそなのだけれど
それでもいいと思える
そんな不確かな生き方も
空を切るような打撃のような生き方も
いいじゃないか
僕は最後に笑って終わりたいのだ
そのためならどんな犠牲だって払って見せよう
最後に零になるかもしれない
結局 勝利など与えられないかもしれない
それでも自分について誇れる確かな
唯一つを持ちたいと思うのは
僕の嘘偽りない
想い
祈り
覚悟
さぁ前進しよう
世界への宣戦布告は
夜明けの太陽のように
鈍く鮮やかに光っていた
目のくらむ者もいたが
手を伸ばす者も確かに居た
願わくば
君がその者たちの間にあるように―




