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恋する乙女のひとりごと

作者:みなみまどか
 修学旅行などで誰しも一度はお世話になったことのあるバスガイド。
 この物語は、北東北にある八戸という街にあるバス会社に勤めるそんなバスガイドのちょっと変わった恋愛事情を綴った物語となります。

 舞台は平成に入ったばかりの日本という国がバブルで浮かれ、そして元気な国のみんながお金を持っていた時代です。でも、お金でなんでも手に入ると皆が信じていたそんな時代にはケータイもスマホもありませんでした。
 
 その時代の連絡手段といえば一般家庭では固定電話くらいしかありません。しかも、公衆電話以外ではテレホンカードも使えないようなピンク電話しか存在せず、いつも電話の上に10円硬貨を積み重ねて長電話したものです。
 それが普通だと思って誰もが疑わなかったそんな時代、今まで恋愛経験のないバスガイド1年生の小比類巻夏帆が大学生に恋をしていました。
 
小学生の時はリトルリーグ、そして中学生からはソフトボール部一筋で恋の進め方を知らないそのそんな体育会系女子の夏帆は、バスガイドの同僚たちに揶揄されながらも何とか恋を進めようとしますが・・・

ただ純粋に声が聞きたいという想いを叶えるために使用する女子寮にあるピンク電話は、使うにあたって何かしらの邪魔が伴う厄介なモノでした。

そんなことからその電話を使わなくても逢うことが出来ることを模索し、導き出した画期的な方法を見つけたのですがどうも上手くいきません。しかも、ひょんなことからそのカレに彼女がいることを知る事となります。

そこでどうしても諦めきれない夏帆は、女子寮の門限破りという強硬手段により帰る場所を失ったという理由でそのカレの下宿のベッドで一夜を共にすることとなりましたが・・・

そこから始まるこの物語・・・バスガイドという職業柄、普通には進められないその恋の行方を綴った物語をお届けします。

それでは・・・





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