二人のバカとほのかの優しさ
みなさんどうも。高橋詩音です。
え?あぁ、これですか?
今日提出しなければいけない英語のプリントの仕上げをしています。
春樹「おーい、詩音なにやってんの?」
詩音「今日提出の英語プリントだよ」
春樹「え?そんなのあった?」
詩音「あるぞ?このプリント」
春樹「うわ!しまった!何もしてねー!!」
こいつは吉村春樹、俺の幼馴染み
ちなみに俺のバカ彼……彼女のほのかも幼馴染みです
春樹もほのかと同じバカだからなのか
よくほのかと意見が合います
春樹「なぁ詩音、この単語何て読むんだっけ?」
【question】
みなさんは読めますか?
そうクエスチョンです
ほのか「これクリスチャンだよ!」
春樹「あぁ!クリスチャンか!ありがとう!」
ほのか「えへへ♪どういたしまして!」
既にに間違っている、春樹は疑うって事知らないんだよなぁ
詩音「あのな?ほのか、春樹」
春樹・ほのか「なに??」
詩音「それ、クエスチョンなんだけど……」
春樹•ほのか「え!?違うの!?」
本当に知らなかったのか!?
素で知らなかったのか!?
なんか怖くなってきたぞ
詩音「はぁ、昔の人は上手く言ったもんだな」
ほのか「なにが?」
詩音「猫の手も借りたいぐらいだ」
ほのか「家猫飼ってるから貸してあげようか!?」
春樹「いいじゃん!貸してもらったら!?」
こいつらの頭の中どうなってんだ?
借りれるなら借りたいわ!!
詩音「えっと、遠慮しとく」
ほのか「遠慮しなくていいのにー」
春樹「な、せっかく借りれるのに勿体ない!」
本物の猫に手借りたら逆に大変になるわ!
ほのか「でも、猫の手借りるくらいなら私が貸してあげるのになぁ……」
ほのかはバカだ、でも人を傷つける事は決してしたりはしない。
逆に傷つけられていたのにも関わらず人を助けようとする。
そんな裏表の無いほのかが放って置けないのかもなぁ、俺は。
詩音「あぁ、そうだな。ほのかの手でも借りるよ」
ほのか「貸してあげないもん!」
詩音「え!?」
ほのか「えへへ♪嘘うそ!詩音にならいくらでも貸してあげる」
詩音「ははっ、ありがとう」
どうも、春樹です
うらやましい!!!うらやましいぞ!カップルめ!
俺も彼女が欲しい!!
見ました!?詩音とほのかのイチャイチャ!
ずっと見てた俺の身にもなって欲しい!!
と、心の声で叫んでます。
春樹「本当に仲良しだよなぁ、詩音とほのか」
ほのか「そうかな?」
春樹「見てて羨ましいよ」
ほのか「なら、春樹も彼女作れば?」
詩音「ほのか!それは禁……句…遅かったか」
春樹「うぅ‥作れるものなら作ってるわ!」
春樹に彼女作れば?なんて事を言うと後々大変な事になるのだが
今回はタイミングがよかったみたいで助かった
春樹「大体なぁ」
詩音 「春樹、お前の事が好きな美女が来たぞ?」
春樹「まじ!?ど……こ……」
如月先生「あら?何かしら?吉村くん」
春樹「なんだ、ババアじゃん」
如月先生「吉村くん、授業終わったら先生の所に来なさい?うんと説教してあげるわ♪」
春樹「詩音!詩音ヘルプ!ほのか!」
詩音・ほのか「……」
春樹「裏切り者めぇぇええ!!」
キーンコーンカーンコーン♪
このチャイムの音を最後に、春樹は地獄に堕ちたのであった
なるべく早く書けるように頑張ります!
よかったら、感想など聞かせてください!
次回はほのかと詩音の休日にしたいと思ってます!