表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
野球ジャンキー  作者: タロー♂
サヨナラベースボール
5/13

ポタ



ポタ




次に目を開けた時に

最初に飛び込んできたものは



幼女こと青瀬さんの

泣き顔だった


どうやら僕は今

歳上の幼女に膝枕をされているらしい


「グスッ、エグッ、ヒック」

彼女は大粒の涙を流していた


「う…ん?どうして泣いているんですか?って痛っ!」


声を出したら痛みがまだ残っていた



「グスッ、ふぇ?あ、あ~!!アタル君、生きてた!良かった~」



…僕を殺したとでも思ったのか

この人


「キャッチボールで死ぬわけないじゃないですか!確かに息止まりましたけど!!」



「だよね~、でも良かった~!ゴメンね」


そう言って太陽のようなまぶしい笑顔で謝る幼女さん


まぶしすぎて

直視できません



僕がロリコンなら

事案発生ものだよ。



だが、僕にはそんな趣味はない

好みのタイプはクラスの人気者

”白井戸 夏菜”(シライド ナツナ)みたいな発育のいい女性だ



「今日はキャッチボール無理そうだね~。あ、じゃあ、私のコーチするクラブ活動でも見ててよ!そろそろアイツも来るし…終わったら、さっきのお詫びに何か奢るから~」


目をグシグシとこすりながら

青瀬さんがそう提案してくる



「いや、いいです。帰ります」



僕 は断りを申し上げる



これ以上野球と

関わりたくなかった…


決別したはずの野球と

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ