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野球ジャンキー  作者: タロー♂
サヨナラベースボール
3/13

彼女は、その辺の小学生に混じってもおかしくない身長



あどけない顔

童顔というものなんだろうけど

ほっぺたはほんのり紅いが

きめ細かい肌をしている

タマゴ肌って奴かな?


最初に、大人っぽいと感じた部分の唇には、キラキラと艶めく何かが塗ってあるが



つまりそれを除けば完全に小学生にしか見えない彼女が



年上だった事に驚いたのです



すると彼女はいきなり

「ん~?あぁ!じゃ、自己紹介するね~♪」



頼んでもいないのに自己紹介し始めた


なぜか、肩まで伸びた髪の毛を

ゴムを使い後ろで一つにまとめながら…


「私は、青瀬(アオセ) 珠美(タマミ)。薬師高校に通う一年生!ここの小学校で、週一でクラブ活動のコーチしてるんだ~」



クラブ活動のコーチ?

薬師の生徒は、そういう事もするもんなのかな?



僕は自転車に跨ったまま

「ふーん、そうですか」



そう答えた



するとパッと見幼女の

青瀬 珠美はムゥと唇を尖らせ



「で、君は~?なんでボール捨てたの?野球嫌いになったの?」



そう言いながら僕が捨てたボールを拾ってきた



「僕は、黒田(クロダ) (アタル)です。そのボールはもう僕には必要ないので、そのクラブ活動とやらで使って下さい」



彼女の言うクラブ活動とは、

内容を聞いていないけれど


十中八九で野球の事だろうと思う…



なぜなら彼女の手には、いつの間にか野球グローブをつけられていたからだ





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