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リアル異世界  作者: 紘希


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俺だけじゃなかった話とお知らせ。

 今回は、(なごみ)の交代人格について新事実が発覚した件とそれに伴うお知らせについて綴ろうと思う。


 まずは新事実について。簡単に言うと、俺たちが生活する内界とは別の世界が存在しそこに交代人格が居るという事が判明したのだ。

 事の発端は、和がある物をなくしてしまった事。それを探す為に母が棚の整理をしていたら、「なごみの脳内記録備忘録」と書かれたノートが出てきたのだ。その表紙の題字は明らかに和のものだった。和は自分の下の名前を書く時、公的書類以外はひらがなで書く習慣があるし、筆跡も和のものだったからだ。しかし、中に書かれている文字は和のものとは違って見えた。しかも、そこに書かれていたのは、複数の名前一覧とその一覧に記載された色で分けられた会話の記録だった。

 そこに記載されていた名前は、【和(漢字)・のあ・桜良(さくら)紘希(ひろき)】だった。俺の名前があるのがまず驚きだが、会話に俺が参加した記録はなかったし、俺の記憶にもこのノートの内容はない。恐らくノートに書かれた人格の中に俺を知る人格が居るのだろう。またこのノートに登場する漢字の和についても、俺の知る「基本人格の和」とは別人そうだ。先述の通り、和は自分の名前はひらがなで書く。だから表題の字はひらがななのだろう。しかし、ノートの中では漢字で名前が書かれていた。ノートに記された会話で話している内容も俺や母の知る和とは違った。ノート内では、桜良と書かれた人格の思考が今の和にそっくりだった。

 ノートについて和は言及していた事がなかったので、一度交代して和本人に確認してみる事にした。交代しノートを見せると「あ、表紙だけ書いて放置したやつだ」と言っていた。中にあった内容を読むうちに内容については少しづつ思い出したものの、ノートを書いた記憶や他の人格についてはあまりわからないようだった。そのままノートを頼りに様々な予想をした。その中で漢字の和は一時期主人格をしていた可能性があること、桜良が基本人格の和に統合してる可能性がある事が予測出来た。暫くそんな予測大会を繰り広げると、和は混乱したらしく、俺に交代した。

 そして風呂に入ってる最中、交代の予兆が現れた。だが、その相手は和ではなさそうだった。風呂でも相変わらず、他の交代人格についての考察をしていたので、出てくる気になったのかと思い、「出てきていいぞ」と声をかけた。そこから先は俺の記憶がない為、母から聞いた話だ。いつもなら1分程気を失って交代するのだが、その時は一瞬で交代したらしい。出てきた人格の第一声は「バレた」だったらしい。その人格は「(漢字の)和」と名乗ったそうだ。

 そして彼女に話を聞くと、やはり他にも人格がいると判明した。内界も俺たちのものとは別にあるそうだ。


 さて、俺と和の2人の生活が終わりを告げた。そこで、このエッセイも今回で一旦完結にする事にした。存在が発覚した人格たちを含めた俺たちの日々の様子は、このエッセイの続編として新たに書き始めようと思っている。

本作を読んでくださり、誠にありがとうございます。

本編中でも触れましたが、本作は一旦ここで完結とします。

新たに発覚した人格たちを迎え入れての日々は、本作の続編エッセイに綴っていこうと思います。

よければそちらも読んで頂けますと幸いです。

ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございました。


続編:「リアル異世界2」https://ncode.syosetu.com/n0760kq/

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