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リアル異世界  作者: 紘希


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続・内界の変化。

 今回も、内界の変化について綴ろうと思う。


 先日、俺たちの内界にソファとぬいぐるみ、ブランケットが現れた。これは夜になってわかった事だが、ソファは背もたれを倒してベッドとして使用出来るソファベッドだった。元々ソファベッドが欲しいと話していたので、試しに背もたれを弄ってみたら倒せることが判明した。


 そしてその翌日、また内界について会議をしていた。今度はライトやテーブル、ノート、万年筆、コーヒーなどが欲しいと話していた。どれも内界のイメージイラストに含まれていたものだ。すると(なごみ)が「なんか出せる気がする。」と言い出した。そのまま内界に意識を向けたらしい和は交代しかけてしまい、俺と和が混ざった状態に。そして結局そのまま半強制的に俺に交代した。

 交代した場所が風呂だったので、多少混ざりが残ったのか最初は内界がぼやけていた。しかし、少しすると俺の意識もはっきりし内界がはっきり認識できるようになった。コーヒーこそなかったが、和の宣言通り内界には天井からランプが吊るされ、小さめのローテーブルが出現していた。テーブルの上にはしっかりと俺が普段使っているトラベラーズノートのようなものと万年筆があった。表の世界では消えるボールペンを使っているが、俺は万年筆に憧れがあった。なので内界では万年筆をリクエストしたのだ。


 長い間何もない空間で過ごしてきた俺にとって、内界の変化がここまで進むとは驚きだった。内界の変化は自己理解や内面の安定によってもたらされる事があるという。長い間俺の存在にすら気付かずにいた和が俺の存在に気付き、内界は変えられる事に気付いた。この自己理解の深まりが内界の変化に繋がっているのかもしれない。


 少しずつ、でも着実に変化していく内界。いつの日にか和も内界で目を覚ましてくれる日が来るかもしれない。そんな日を夢見ながら、これからも内界の環境を整えられたらと思う。

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