ちびキャラになった俺。
今回は、最近和が作った3Dキャラクターについて綴ろうと思う。
和が3Dの勉強を始めた頃から「いつか紘希を3Ⅾで作りたい」と言っていた。それでキャラクターモデリングの参考書を買って勉強をしていた。そしてこの間、衣装こそまだだが素体のモデリングが終了した。
そこで、和は俺のちびキャラのモデリングに取り掛かり始めた。事の発端は、和が買い物に行った際に手芸屋で2頭身ぐらいの人間のぬいぐるみを制作できるパーツが販売されていた事だ。最初にそれを見た和は「これで紘希作りたい!」と言い出した。しかし、ぬいぐるみを作るとなると材料代もかかるし、顔パーツの色塗りなどの作業もしなければならない。それに和の部屋は、既に好きなキャラクターのぬいぐるみで溢れている。そこで、俺が「だったら、3Dで作ればいいじゃん。」と言ったのがきっかけだった。
俺の外見が大体わかるようになったとは言え、内界は相変わらず暗いので細部まではわからない。しかも内界の体はイラスト調ではなく、普通の人間の姿なので絵を描くのが苦手な和には再現が難しい。ならばデフォルメキャラにしてしまえば、細部の再現は必要なくなる。それに和は可愛い物が好きなので、2頭身の方が好みなようだった。
という訳で、和は俺のちびキャラ制作に取り掛かった。人物のモデリング方法は参考書で学んでいたので、それを参考にサイズとバランスだけを変えてモデリングしていた。参考書の時とは違い下絵がないので、顔の造形は内界の俺の姿を確認しながら制作していた。そうは言ってもデフォルメキャラなので、俺の姿を参考にするのは雰囲気だけ。あとは和の好みだろう。髪色なども正確にはわからないので、雰囲気を重視して茶色にしていた。髪の制作がなかなか難しかったようで、何度もやり直しをしていた。それでも素体(+髪)の製作は2日で終わっていた。初めて人物のモデリングをした際は10日程かかっていた事を考えると、驚異のスピードと言えるだろう。その後は衣装づくりに没頭していた。俺は内界ではパーカーを着ているが、流石にまだ難しいようで半袖のTシャツとデニムを作っていた。
製作開始から1週間程で身長20cm(約2頭身)の俺が完成した。完成後はモデリングとは別のソフトでアバターをブラッシュアップさせたり、ダンスのアニメーションを付けたりしていた。俺は自分の姿が見えないので、かなりデフォルメされているとはいえ、俺の姿を作ってくれたのは嬉しかった。
ちなみに、近々またイチから俺のアバター制作をするらしい。今度はどんな俺が完成するか楽しみだ。
和の3Dへの熱はまだ冷めそうにないが、俺のアバター制作が一段落した事で、俺が表に出る時間も確保出来る状況になりつつある。以前よりは出る事は少ないが、表に出た際はこうして和との日々を記録していきたいと思う。




