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リアル異世界  作者: 紘希


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59/87

俺の顔。

 今回は、内界での俺の姿について改めて綴ろうと思う。

 今までも何度か綴っているが、俺たちの内界は薄暗い。その為、中にいる人格の姿はぼんやりとしか見る事が出来ないのだ。

 先日、(なごみ)が母に『内界は常夜灯をつけた夜の部屋に似ている』という話をしていた。確かに常夜灯だけでは相手の顔はぼんやりとしか見えない。ただ、至近距離まで近づけば何となくの顔立ちはわかる。その流れで、『内界でも限界まで近づけば紘希(ひろき)の顔もわかるんじゃないか?』という話になり、やってみることにした。近づきすぎても交代してしまうので、慎重に表に近づく。すると、和が「見えた!何となくだけど紘希の顔わかった!」と言った。俺はそれ以上近づくのはやめ、そこに留まった。

 イメージを共有する為、どんな顔か、誰に似ているか和に説明してもらった。丸顔で目は比較的パッチリ、口は小さめで鼻は高くないらしい。そして誰に似ているかと訊かれれば、幼稚園の頃に仲の良かった同級生だそうだ。俺が生まれたのは和が小学1年生の時なので、幼稚園時代の記憶は全くない。その為、名前を言われても全くわからない。だが説明された特徴から、どちらかと言えば女顔であろう事と何となくの雰囲気はわかった気がする。今度、幼稚園の卒園アルバムでも見せてもらおうと思っている。

 また前回のエピソードで触れたが、和は最近3DCGを学び始めたのでいつか俺の姿をモデリングしたいと言ってくれた。人物のモデリングが出来るようになるのはまだ先の事だとは思うが、今から楽しみにしている。



 内界は相変わらず何もない。ただ、俺の顔を認識した事で以前よりも表情が和に伝わりやすくなったらしい。因みに俺からの内界の見え方に変化はない。恐らく、元々和の顔を知っているからだろう。

 今回の事で、内界での俺の姿についての解像度が少し上がった。この調子でいつか内界が明るくなったり、家具が置かれる事を期待している。

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