表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リアル異世界  作者: 紘希


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/87

和の通所日。

 今回は、約2か月ぶりに(なごみ)が通所した日の事を綴ろうと思う。

 以前少し触れたが、2月末に相談支援事業所との契約の為に和が通所した日があった。契約面談なので俺ではなく和が行く必要があり、母も同席可だったのでとりあえず行ってみる事になった。途中で交代してしまったら仕方ないという前提のもと、和が表に出て事業所へ向かった。

 事業所に着く前から和は不安そうだったが、到着してみると不運にも例の利用者さんも来ていたので和の不安感はさらに強まった。母が居たのが最大の救いだっただろう。先方が到着するまでの待ち時間は、途中から面談室で待たせてもらえることになり、そのおかげで少し和の様子も落ち着いた。

 30分程待って、先方が到着した。到着してすぐに名刺を渡され挨拶をされたが、その相手は和ではなく母だった。名刺も1枚しかなく、母に渡そうとしたが母の促しによって和に渡された。そう、相談員さんは当事者である和とは一切話す気がないタイプだった。その後も話す相手は決まって母で、和が話していても目線は母に向けたままだった。その対応で和の警戒心もMAXになった。

 その相談事業所には系列に訪問看護ステーションがあり、時間があれば精神科訪問看護についても訊いてみようと話をしていた。しかし、そんな対応をされてしまえば訊く気も失せてしまった。相談員さんの対応と別室から聞こえる例の利用者さんの声によって交代の予兆もあったので、その日は何も訊かずに契約だけで面談を終えた。俺としては、相談支援を受けるので障害などについても聞き取りなどもあるのかと思ったが、そういったものはなかった。

 面談の後は帰ってもよかったが、たまたま担当の指導員の方が出勤していて俺が訊きたい事があったので、残って仕事をする事にした。面談後に和から俺に交代し、俺はロゴ制作のに向けて、文字のデコレーションの学習をして過ごした。


 丸1日和が通所する事は叶わなかったが、必要な面談は交代せずに過ごす事が出来た。今回は久しぶりに通所が出来ただけで大きな1歩と言えるだろう。

 和は通所を再開したいと言っている。今後も面談があり、和の通所予定がある。少しずつ和のペースで通所に向けて進んでいきたいと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ