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超能力者の魔法世界紀行  作者: 富悠
32/103

ー32ー 古代魔法について






 ロジーアの街に来てから数日。


 僕はレン君達とは別行動をして、古代魔法について調べていた。


 レン君達はあれから依頼をこなしながら、マキナちゃんに色々教わっているみたいだ。僕は僕で生活費を稼ぐために何度か依頼を受けたが、皆と一緒に行ったのは最初の一回だけだ。


 ロジーアの街には古代魔法だけではなく、他の古代に関する様々な事を調べている人が多い。そういった人達が調べた事を、分野を問わずまとめている古代図書館という建物がある。そこで古代魔法について調べる為連日通っている。



「古代魔法はその殆どが現在に至るまでに失伝しており、遺跡や書物の中でたまに目にする程度となっている。例外として現代まで伝わっているものがいくつかある… か」



 ここ数日調べてみたところ、古代魔法は殆ど現代まで伝わっていなく、その理由や原理についてもわかっていないとなっている。今読んでいるのは数少ない現代まで伝わっている古代魔法についての本だが、その中にガトランドの異世界召喚も書いてあった。


 過去にも幾度か行われた異世界召喚がガトランドの王族にのみ伝わっている古代魔法であること。過去行われた際に召喚された異世界人は全て三人だったこと、一度異世界召喚を行うと数十年は召喚できない、正確には直近で召喚された三人が召喚対象として固定されているため使用しても意味がないということなど、フィリアさんが知っていた話もあったが色々と異世界召喚について新しいことを知れた。前回召喚されかけたことに対する手がかりも幾つかあった。


 異世界召喚された異世界人がしばらく召喚対象として固定されるという話があったし、前回のあれも通常の召喚魔法ではなく異世界召喚だったのかもしれない。通常の召喚魔法だったとしても召喚対象が固定されることを利用しているというのはありそうだ。


 他にも現代まで伝わっている古代魔法の共通点として専用の部屋でしか使えないという点だ。どのような理由かまではわかっていないみたいだが、古代の遺物で作成された専用の部屋でしか古代魔法が発動しないという。これはガトランドの異世界召喚だけではなく、別の古代魔法が伝わっている浮遊国家ヴァントゥールでもそうだという。このような点から使い勝手に優れた現代魔法が現れたことによって徐々に無くなっていったのではないかというのが今の有力な説らしい。


 なんとなく僕が前回召喚されかけた理由のようなものもわかったし、しばらくはこの街に滞在して古代魔法に関係してそうな古代の遺物についても調べてみよう。古代の遺物でできた部屋ってことだし街の周囲にある遺跡も括りとしては同じようなものかもしれないので、調べに行って見ようと思う。






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「ただいま」



 図書館から戻って家に入ると他の皆がもう帰ってきていた。レン君とリンちゃんが疲れた様子でソファにもたれかかっている。



「お帰り」


「相変わらずお疲れだね」


「まあな、でも前より動けるようになってきてる気がするからマキナには感謝しかないよ。こんなにキツイとは思ってなかったけど」


「いつも二人ともくたくただもんね。マキナちゃんいつも何してるの?」



 台所で料理していたマキナちゃんに声をかける。



「別に特別な事は何もしてないよ。私やソラがウルフィンさんにさせられた事をやってもらってるだけ。教え方なんてわからないから真似する位しかできないし」


「納得。そりゃあこうもなるよね」


「話は変わるんだけどさ。周囲の遺跡に行って色々調べようと思ってるんだけど皆はどうする? 一緒に行く?」 


「私行きたい。いつ行くの?」


「早速明日行って見ようと思ってる」


「わかった。レンとリンも明日は遺跡に行くからね」


「ええ? まあいいけど」



 皆ついて来るということになった。明日は遺跡に行ってみよう。


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