片8。
この星が地上と呼ばれた地表象った砂岩の輪郭
紺碧の宇宙空間から隔絶された卵子を覆う成層圏
いつか突き抜けて破ってた流星群たちに
適当に寝てた地学と保健体育の時間
夜空駆け抜けた青白いいくつかの夢を見る
君には何世紀
私には幾創生期
生まれ続けて来た輪廻転生
選択としては消え去る運命
君だって確信めいて
想い取って選んだはずなのに
星は瞬いてはまた消える
運命が風のように吹いて
いつだったかバースデイケーキ
蝋燭の本数さえも忘れて
喜べないくらいに、消えて
くらい、暗い、クライ、叫ぶ
手もとに残って
君の優しい眼差し
いつか向けてくれたんだっけ
どうして、好きになるのかって──、
止まらないんでしょ?
分からない内に
探し求めてた
制服着てるのだって、
まだ、私には脱げないって、そんなこと
当たり前だよって、本音──、
誰か見つけてよ
誰か探してよ
君しかいないって、ほら
いつか、君が、いつも、そこにって──。
夢みたいなこと
愛されてるってこと、
今日知ったよ。
ありがと……
生意気かな?
君が──って、こと。