【エッセイという名の自己紹介】
【前置き】
えー、多分ほとんどの方が始めまして、の事かと思いますので、始めましてっ!
もし、何らかのキッカケで名前をご存知の方は、目を通して頂きありがとうございますっ。
狭間梗也です。
今回、小説という形ではなく、
エッセイ、ということで書いています。
内容が『これエッセイじゃないっ』ってなってたらすみませんっ!
何分そういったモノを書いた経験がほぼ皆無でして。
今回書こうと思ったのも
『そろそろ、エッセイも読みたいナー』
と友人に言われた次第でして。
『僕、書いた事ないんだけど……』
『大丈夫っ。エッセイは自分の思っている事を人に伝えるいわば『自己紹介』みたいな所もあるから。『何か伝えたい』って感じじゃなくても『自分はこう思ってます』『こういう風に書いてます』って事を書いても全然OK!』
『へー』
というやりとりの後、まあ、それだったらと。
これも一つの経験かなと思い、今回『自分の書き方』というものを書いてみようと思いました。
独学でやってるので、様々な突っ込みがあるかと思いますが、『こいつはこんな書き方をしているんだ』ぐらいの気持ちで読んで頂ければ幸いです。
前置きは以上です。 では、さっそくいってみましょうっ。
【まずは書く】
うん、初めから突っ込み所満載ですみませんっ(汗)
けれど、言葉にすると本当にこの通りなのです。
物語を書くにあたって、【ストーリーを作る】【登場人物を考える】【世界観の設定を作る】など、人によって何から手をつけるかは、様々な場合があると思います。
僕の場合、まず頭に浮かんだ『あっこれいいかも』と思ったものを外に出す。
アウトプット、だったかな? そういった事をしています。
それは、その時によって様々です。
『あっこれいいかも』
と思ったもの。
台詞だったり、シーンだったり、登場人物だったりと。
それを自分でわかる形で書く。
これを最初に行ってます。そしてある程度書いて【作品】として書こうと思えば、ストーリや登場人物、世界観を作り出して【プロット】を作りつつ作品を作っていく。
そんな感じで、僕は作品作りを行ってます。
なので、逆に【短編作ろう】とか思っても中々思い浮かばないので、そこはいつも困っており、何とかしようと思ってます。
一応その場合は。
『自分に問いかける』
と言う事をして、ネタ探ししてます。
『最近、面白いと思った事は?』
『聞いている歌や、見た動画、普段の生活で感じた事は?』
『嬉しかった事や、嫌だった事は?』
『その中で、思った事を形にしてみて、そこから探してみようか』
そんな事を問いかけて「あ、これ使えるんじゃないか」そこから引っ張り出す。
『いいかも』『使えるかも』という事はその時に思い浮かぶ事もあれば、『思い返してみて気付く事』もあると思い、していることです。
わりと、問いかけると何かしら返って来るので、作品作り以外でもやってたりしてます。
案外、そうするとぽんとできたりするので。
『とりあえず、形にしてみる』
それ以外に。
『自分自身に問いかける』
これが、僕が始めにしている事です。
『プロット&作品作り』
ある程度自分の中で形になって来た時作品作りを始めるんですが。
僕ある程度さらっとあらすじ作ったら、作品作り始めちゃいます。
人によっては、「プロットをしっかり作りこんでから」と言う人もいると思います。
それは正しい事だと思います。
けれど、プロットをしっかり作りこむ。
これ、結構大変な作業だと思うのです。
どんな世界観で、どんな登場人物達が、どんな話を繰り広げるか。
それを作りこむ、作りこまないかで、書かれる作品のリアリティは大分違ってくると思いますし。
『プロットがいるか? いらないか?』
それを聞かれれば、僕は間違いなく『いる』と答えます。
話しの内容や、書かれる量によって違いますが。
『自分の書いている作品の、世界観、登場人物、あらすじが目に見える形で存在する』
これが、あるかないか。
作品作りをしている最中に困っている時『今まで何をしていて』『これからどうするか』をプロットがあった方が理解しやすいです。
逆に言えば、脳内の情報を瞬時に引き出して、確認できるようならいらないと思いますが。
僕の頭はそんな高性能にはできていないので(苦笑)
なのでプロットは作っています。
では、なんである程度できたら物語を書き始めるのか。
これは、単純にモチベーションの問題です。
一から十までプロットを作る。
それをすると、作品作るまでの時間がかかり、また、一つ一つ細かなモノまで考えなければならない。
その労力と時間で意欲が下がってしまい、設定を作っている途中で、断念してしまう。
何回かこれで断念してしまった事があるので、
『それをするくらいだったら、ある程度作ったら書き始めちゃおう』
というのが、理由です。
なので、あらすじ・登場人物・簡単な世界設定など書き始めるのに必要な分が揃ったり、『とりあえず形にしてみるか』と思えた段階で作品を書いていってます。
『外に出す』
という行為をしたほうが、やる気を出しやすいし、それに書けなくなかったりしても、そこで今まで書いたプロットを見直して、それに違和感のないように追加したりする事も可能なので、現状はこれでいってます。
『先ずは一~三のプロットを作り、作品の途中で四~五と追加していき出来上がった時に問題がなければそのまま。必要であれば更に追加していく』
これが、現状の僕の書き方です。
これについては、今後更にプロットの作り方を学び「一~十作っても苦痛にならない」となれば変わっていくかもしれないので、この書き方を貫いていく。
そう思っているわけではありませんので、そこはご了承くださいませ。
あと、プロット作りの話題をしていて
『話しがプロット通りにならない』
という意見が友人から出た事あるので、その事についても軽く触れておきます。
個人の意見を言わせてもらえば
『全然それでOK』
です。プロットはあくまで自分が確認できるものとして存在していると個人的に思っており『その通りに書かなければいけない』とうものではないと思ってます。
話を作っていけば『登場人物が動きだす』『こうした方がおもしろくなる』っていうのは起こる事です。書けば書くほどその世界に没頭するので、最終的に話しが変わった、なんてものも、僕も経験あります
だから、プロットと違うモノが出来上がってもそれはあり、です。
ただし、注意しなければいけないのが。
変化した内容に違和感がないか、ということ。
この点に注意しなければならないと思ってます。
今まで作ってモノをそのままに、そこだけ変更し、その結果「あれ?」と違和感がでると、そこは面白くても作品は微妙になってしまうと思います。
それは非常に勿体無いと思いますので。
そうならないよう、作ったプロットを見直し、そこに違和感がないかの確認。違和感がなければ、それでOK。あれば違和感のないよう前後の修正。
その作業が必要だと思います。
逆に言えば、その作業ができるように、追加や修正をしようとしたとき『元々どうしようとしていたのか』それを確認するためにもプロットはあったほうがいい。
そう思ってます。
個人的なプロットの作り方として。どこを修正して、どこを追加したのか。
それを記載していたりするんですが、まあこれは蛇足ですね。
とにもかくにも、僕のプロットに対する考え方はこんな所です。
【見直し】
作品が出来上がった後の見直し、推敲と呼ばれる部分です。
これに対して、いるか、いらないという話しは置いといて、意識していることを書いて行こう思います。
これは、この話しになった時、友人に対して言っている事ですが。
『作者は神様ですっ』
うん、またとんでもない台詞が出ましたね(汗)
あ、一応言っとくと、自分が偉いとか、読者様が下とかそういう意味ではないですよ。
頼みますので「この作者何を偉そうに」とか思わないでください。
本当に、そういう意味ではないので(涙)
えと、この神様というのは「自分が作った作品において、何でも知っていて、何でもでできる」ということです。
書き方として、「登場人物が、自分達で考え行動しているのを書いているだけ」と言うような方もいると思いますが、そこは「その行動を、その登場人物がしないと思っていても貴方が変えられる権利を持っている」と思ってください。
書いて形にしているのはその作品の作者様ですので。
それで、ですね。なぜこの神様という単語を使ったかというと。
『書いた作品を既に知っている。書いてない部分も把握している』
という事を、まず知っておくこと。
これが、とても重要だと思われます。
見直しをする点において『客観的に見ること』が必要だとネットで読んだりしましたが、作品を読者様が拝読された際は、『何もしらない状態』で読み『文章で書かれた事が全て』 だと思っています。
そのため、書かれていないことはわかりませんし、書かれている事に違和感があれば『あれっ? ここの流れ可笑しいな』となるんですが。
書いた本人からすると書かれてなくても既に知っているので、その違和感が『脳内補完』されて、気付かない事なんてこと、あったりするんですよね。
実際、僕は今でもあります(汗)
正直『知っているもの』を『知らないこと』にはできないので、『読者様と同じ視点』を持つ事は不可能なのですが。
ただ、自分は既に知っている、という意識を持った上で『知らない状態で読んでも違和感がないか』と読んでいくと、ただ見直しするよりは、気付きやすいと思います。
イメージは下界に降り立った神様が、人間の世界を見て歩く、といった感じですかね?
知識も力もそのままに、人が暮らす世界を同じ視点で見る。
体験する事で、今まで気付けなかった事に気付ける。
そんな感じだと思ってます。
あと、見直しに意識している事は。
『見直しする一回度に、何を意識するのか決める』
というような事をしてます。
『誤字脱字がないか』
『文章のリズムはおかしくないか』
『登場人物の台詞に違和感はないか』
ただ読み返すこともしますが、一つ何を気をつけて読むかを決めておくと、気付きやすくなるので、やってます。
……それでも、誤字脱字はなくならかったり、違和感が残っている事はあるので、そこはうん、僕の実力不足です(涙)
ただ、やらないよりは、確実に減っているので、これからも続けていこうと思ってます。
【その他】
これは、書けない時にどうすればいいのかと思い、ネットで拝見して、『なるほど』と思ったり、今までの経験で『これはやったほうがいい』と思った事を簡単に書いていこうと思ってます。
・書ききる。
短編なら完結させ、長編なら、区切りのいい所まで、など。
思いついたモノを全て完結させる、ということではなく。その中の一つでも形にする。
この形にする、というのが案外「自分はここまでできた」という自信に繋がるので、駄作でも、短くても、定期的にやっておくと。落ち込んだり、書けなかったりする時の「やる気」の材料になるので、意識してやってます。
・ 小さな目標と大きな目標
先ほどと類似する部分もあると思いますが、「これを書ききる」とすぐに実現できない目標を掲げ、達成できない時モチベーションが駄々下がりするので、短期間でできる事、その日にできる事を決めて行うようにしてます。
心理学で言われているそうですが人間は「目標を決めて行動する」ことよりも「行動してからの方がやる気でる」生き物だそうで。
なので、すぐにやれる事を実際し、「これはできた」とモチベーションを維持してます。
「できなかった」の積み重ねより「今日も文章を書く事ができた」の意識です。
元々ネガティブな性格なので、そういった事をあえてやってたりしています。
・満点はとれなくていい。
僕が書けない時の理由の一つとして、完成度の高い作品、文章を書くということを無意識にやってます。
それが、邪魔して「どう書いたらいいか」わからなくなっちゃうんですよね。
なので、まずは七十点、それでも駄目なら五十点。
どんな拙い文章でも、書いてしまえばできた後、参考する作品はたくさんあるので、その時に修正すればばいい。
そう思うと、割と簡単に書けたりするので、止まった時はこの意識を持つようにしてます。
・自分自身に問いかけ
手が止まる時にも、これをすると案外『何故書けないのか』それがわかったりします。
書けない理由は『完成度の高いモノを作る』とする以外にも『何を書いたらいいかわからない』というモノがあって。
その理由の一つとして挙げられるのが『そもそも何を書けばいいのかわからない』と言う事であり、自分に問いかけをすることで『何を考えなければならないか』という事がわかります。
答え以前に問題が何かわかっていない、ということですね。
なので、問題をはっきりさせて、答えを探す。という事をしています。
【最後に】
書く、ということについて、他にも意識していること、考えている事など、探せば色々とあると思うのですが、現状で思いついたものは書いたと思うので、もし他にもあれば、また書いていこうと思ってます。
今回、本当に自分の【書き方】について触れただけなので、これを読んで何かタメになるとかはないんですけど、時間の暇つぶしにはなった、と思えてもらったならいいと思います。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。