三森の脱出作戦
ビビビッビビビッ
酒田先生の電話がなる。
てかこの人、気配マジ空気だな。
《至急、北魔雑入三森がワープした所に来てくれ!!》
え??
《三森が魔ホールに入ったんだ!!行き先はわからない!!だが、そっちの協力が必要になる!!魔王国の王都に、行っているとしたら、どんな目にあっているか分からない!!》
「それだったら、問題はないよ!!」
境木が電話に向かって言う。
《??》
「実はな、さっき、魔族の王子が来て、俺達人間と、平和協定を結びたい、っていう、話になったんだ!!いまは、森の中に帰って行っちゃったけど、いまから追いかければ、多分間に合うぜ!!」
俺が返す。
《え???流石に冗談だよな?王子って?え?》
「とにかく!!今は、三森の安全が第一だ!!俺は今から、走って、先の奴らに会えるか―――」
山田がいいかける。山田の特殊スキルは、「スタミナ」だから、走る続けても問題はない。
だけど――
「ちょっとまって!!魔族全員が、仲間とは限らない。それこそ、ゼエンって奴が行ってた、上皇側の方に三森がワープしたのだとしたら、ただで済んでいるかも……しかも、さっきの奴らを追うって言っても、すでに五分は経ってるから、追いつける確証なんて無いんだ!!」
竹杉が言う。でもな――
「俺だって着いてく。山田と一緒に追いかけるさ」
そうだ!!あって2日だったけど、みんな仲間だ。それはみんなも同じだろうが。
「……私も行くわ」
「私もよ!!」
安田と境木が言う。二人だって、
「―――君たちだけだと、信頼ならない。僕だって行くよ」
竹杉だって、
全員仲間だ。
「よしっじゃあ、俺について来い!!」
山田がそう言って駆け出してゆく。
「もちろん!!」
そこに俺達は続いた。
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「迷った…?」
山田がつぶやく。やべぇ、こいつが馬鹿なの忘れてた!!山田についていったら、道に迷うに決まってたーー!!
「あの人達が入っていった方向に、僕達だって進んでる。なら何故…いや、ワープか?」
「ワープ?」
竹杉がしこうをめぐらせているのは分かる。だが、俺達にも分かるように説明してくれーー!!
「ああ。もしかしたら、この森に、誰かの特殊スキルで、ワープゲートがあるんじゃないか?それで、あいつらは移動してるとか…」
「え、これってヤバい?」
境木が聞いている。
でも今は、それどころじゃない。
この森は―――見たことある気がする。
いや、この場所は―― 俺って――― いや、まずはワープゲートだ。
「ワープゲートは多分、北の方角にある」
「え??」
「今は、説明している暇はない。後で話すから」
ワンチャンスある。もし俺が、ゼエンの弟だとしたら――
「あったぞ!!」
先の方で、山田が叫ぶ。
「でも、暗証番号って…」
そこには、ワープゲートをふたするように、トラップドアがあり、その付け根には、南京錠でしっかり、鍵がかかっていた。
いや、分かる。
昔と変わっていないのなら、南京錠は、俺の誕生日…
「8月5日。暗証番号は0805だ」
「あいた!!」
よかった…てことは…
《ねえ、ゼエン》
《なんだ?》
《せっかくだし、この南京錠の暗証番号、ハクマの誕生日にしない?》
《いいな!!》
そんなやり取りを思い出す。あの時から、頭にボヤがかかったように、何故か忘れていた記憶が。
俺の名前は俺を拾ったときに、服に書いてあったらしい。
『ハクマ』と。でも、今になって思えば、「白魔」ってことなんだろうなぁ。
「これでワープできるな!!」
「よしっせーのっ!!」
五人がついた、場所とは…
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「三森は、このワープホールに吸い込まれていったのよね?なら、私も入るわ。えいっ」
そう言って、中山は暗闇に消えていった。
「――やるしか無いのだ!!こういう時こそ、ジャスティス!!」
岩山も。
「ふっ、漆黒に紛れることができると、考えるか」
田中も。
「お前が入るかは、自分で決めていい。だが、俺は教師として、生徒を助けなければならない」
そう神崎…いや、修に言って、幻澤先生も、消えていった。
「僕は、いや、俺は!!どうしたらいいんだ? いや、答えは決まってるだろう。別に死ぬわけじゃないんだ!!」
そう言って、オサムも飛び込んだ。
「うわああ!!って?ここ、どこだ?」
俺は周りを見渡す。
知っている――気がする。
ああ。あの女の子、って……さっき、ゼエンの後ろに居た女の人じゃね?
の母が住んでる家だったような…
「なんじゃ?妾の家にいきなり、入ってきては…ワープホールか リーシャ、ゼエン、貴様ら、また何かしおったな」
「あはは、いきなり入ってくる…いきなりステーキなんてな…あははは」
ゼエンがなんか言っている。
「てか、まじでどうやって入ってきたんだよ、、お前ら……」
「いや〜ね。ちぃっと…三森って奴、見かけませんでした?」
山田が聞く。
やっぱ、神経ずぶてぇな。こいつ……
まあ、こんな感じで、魔王国に行ってしまったわけだが……
三森は……
この話を投稿したのはリアルタイムで、8月5日。
拍真の誕生日も8月5日ですが、これを6月に換算すると、
5+31+30=66
6月66日。悪魔の日ですね。「白魔」の「魔」とかけたりして……
まあ、こんな感じの意味がありました!!
次回予告
ついに三森目線!!今、三森はどこに…?
次回《三森》




