ギャンブル3
最近のスロ屋はとても酷いのです。
私は生粋のギャンブラーである。何か欲しい物が有ると稼ぎに行く。好い加減承知の上だろうが、私はスロッターである。パチンコで勝てた試しが無い。従って、引き重視のスロットを廻すのである。最近では、『コードギアス』の後継機が気に入っている。約五十パーセントの確率で勝っている。然も、きちんと、『ゼロレクイエム』に到達している。以外にも、『ギアスボーナス』を引いた時よりも、途中から、或いは、ボーナス内で引いたARTの方が勝率が好い(どうやら、SPよりもVPの方が確率論的に好いらしい。何故なら、VPが沢山有った方が敵に打ち勝つチャンスが増え、又、一発で勝ちを決めてしまうSPは其れだけG数が少ないからVP獲得のチャンスが圧倒的に減るからである)。そんな訳でよく打っている。其れにしても、前に述べた通り、フリーズを引かなければほぼ勝てない『ネンドロイド』かなんか知らんが、其の関係筋の台は糞だ(ウィッチクラフトワークス)。完全なオタ台である上に、ボーナス中に、次回のボーナスを抽選しているのだが、何回か挑戦してもまるで勝てない演出が続く。詰まり、次のボーナスが遠いと示唆しているのだ。比較する可き対象としては、『戦国コレクション2(3かも知れない)』がそうだ。“コレポイント”に因って天上が決まっている。然も、“大勝利”と云う勝ち方をしなければ発生し辛いニャンコレモードだっけか。あれに行かないと殆ど連荘しない。然も、七揃いの高確率と云っているクセに殆ど来ない。三十ゲームを消化して最高で三回までだ。一応、G数上乗せのチャンスは有るが、其れも内部モードが好くないと駄目だ。KPEの台は一発台の要素を多く採用しているので、あまり好くはない。只、“鬼ヶ島チャレンジ”で突入した場合はかなりの確率で継続するので侮り難し。ブラッドは云うまでも無し。近頃ではSANKYOの台が少し気になっている。二日程前、『修羅の刻』で、天井まで行かずとも、ビッグボーナス中の抽選で150GのARTを引いた。因みに、其のハマリの間、隣の『蒼穹のファフナー』を打っていた。ちまちまとしてイライラしていたので、隣り、即ち修羅の刻が空いたのを観て、即移動した。割とコインを消費したが、等価で云えば、三千円位の出費だったと思うが、能く解らない内にBIGBONUSを引き、其の内に赤玉を一つ、緑を一つ、青一つ位のチャンスを得た。其れが、結果150GのARTだったのである。天上でも無いから、まぁ、こんなもんかと思って打っていると、あら不思議。最終的には四千枚オーバー。有り難や、有り難やと思って、超高確ゾーンを消化して終ろうとした時、押し順を誤って、普通のステージに戻ってしまった。なので、内部高確が終わり次第止めようと思った次の瞬間、フリーズ発生。結局、八十G程しか乗らなかったが、其れでも、其の御蔭で五千枚を突破。正に僥倖。ずっとファフナーを打っていたらキレていたかも知れない。そして、其のファフナーだが、“乙姫チャンス”と云う、ARTに突入する熱い演出が有る、と、ガイドブックには書いてあるのだが、何のこっちゃ無い。最高で八十GのARTだ。クソッタレのゴーバインデブでさえ出撃チャンスに成功したら150GのART確定なのだ。全体何が乙姫なのか。然も、読み方は「おとひめ」では無い。「おつき」でも「おとき」でも無い。因みに、『SUPER乙姫チャンス』と云うのもあるが、最高で百三十Gだった。……何が? 何がスーパーなの? 之を読んで呉れる人が居たら、是非連れて行きたい。そして、味わって貰いたい。此の苛付きを。そもそも、『蒼穹ボーナス』とか云うボーナスが有るが、何だか解らない抽選をしているらしく、ベルや、特殊役が揃うとポイントゲットなのだが、最後の方は七揃い高確率としてチャンスが設けられている。然し、十回以上チャレンジしたが、一度も揃った事は無い。只、ボーナス中に貯めたポイントに因って幾らかG数が増えるので其れで好いかと思いきや、其のチャンスゾーン中に蒼穹図柄が揃うと、スーパー乙姫チャンスに突入するので、之まで貯めたポイントは完全に無視されてしまう。本当は七揃いG数と+しなければならない処なのに、だ。そして、ボーナスの平均出玉数は三十枚程である。もう、遣ってられない。流石は本家パチンコメーカー。何かを理解し損ねている。何かを勘違いしている。あぁ、昔の、四号機の時代よ。懐かしや。前代設定マックスで営業している店の美しく、潔い腹よ。あぁ、帰りたいなぁ。
昔は、一月で百万以上稼げました。