表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
実況してたら、トリップしました(汗)  作者: 橿原 錬
第一章
6/13

異世界?なにそれ美味しいの?


 俺は今、死亡宣告を渡されたようで、頭の中で混乱していて、何がなんだかわからなくて……、俺はどうすればいいんだよっ!!


 ──……、とにかくアルファースに相談を……って固まってる!?アルファースが入っている俺のスマホが固まってやがる。重いっ!重たすぎる!!


「アルファースぅ?」

『………』

〈ごめんね?いきなり死亡宣告みたいなことやっちゃって(笑)〉

「俺の心を読むなぁぁぁぁぁああああ!!」


 ──これって死亡フラグ建設しちゃった?てか、このテルミアスの言っていることが本当だとしたら、俺達は一体なにをすればいいんだ?

 たとえ何かをやったことで、なにもうまれないとしたら、俺達はそこで死亡してしまうかもしれない。


〈とりあえず、錬とアルファースちゃんのところに来た理由を話すよ。僕が決めたんじゃなくて、神様が『どーれーにしよーかなー』で決めたんだ。僕も思ったよ。適当だなって(笑)〉

「どーれーにしよーかなー?ってめっちゃ適当じゃねーかよっ!てか、どれにしようかなっていう時点で、他に候補があったってことになるのか?」

〈うん、錬とアルファースちゃんぐらいの謎の二人組と、ゲーム好きの一人ぐらいなら見かけたけどね……。神様が決めたことだから、仕方ないかなって……〉


 ──この世界ではないが、異世界の神様ってチャラくて適当なんだな……。


 俺は、異世界にたいしての感じ方がすごく適当な感じになってしまった。


 だけど、テルミアスが使役……みたいな感じに見えるのだが、テルミアス自身はなにをやっている人種なんだ?


 そのことを疑問にとった俺は、咄嗟にさっき考えていたことを、そのままテルミアスに質問した。すると、驚きの答えが返ってきたのだった。


〈僕の人種?んー……、ないかな……〉

『ないの?』

〈うん。生まれたときからわからないんだ。でも、神様が『君は人間に近い存在で、神様にも近い存在である』何て言ってさ、僕にもよくわからない状態なんだよね。役にたてなくてごめんね?〉

「いや、こっちこそ無理な難題をつき出してしまったな。すまない」


 ──、それぐらいわかればなんとか大丈夫だろう。それより、問題は異世界だ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ