プロローグ
今回、初めて書かせてもらいました。
できれば多くの人に読んでもらって感想がほしいです。
「将来の夢」
幼い頃ならだれしもがもっている憧れのひとつ、夢のひとつ。
男の子なら、「サッカー選手になりたい」や「野球選手になりたい」などあるだろう。
逆に女の子なら、「アイドルになりたい!」や「モデルになりたい!」などのさまざまな「憧れ」、「夢」、があるだろう。
だけど、古河悠太(俺)にはそういった「将来の夢」を持ったことがないのだ。
幼い頃、誰かが「僕、大きくなったらみんなを守るヒーローになる!」っと言ったがそのときの俺は、「俺もなろうかな」とかそういった感情が一度もなかった。
中学生になって友達に誘われてサッカー部に体験入部したことがあったが、先輩に「センスあるよ!」っと言われたらやってみようかなぐらいには普通はなるだろう。
だけど、なかったんだ。
そういった感情が、俺にはなかったんだ。
藤谷高校2年の春、突然の出来事だった
「将来の夢」を考えたりするために授業をサボって屋上に行き、一人で考えていたら突然、俺の視界が真っ暗になった。
俺の顔の上にスカーフがかかっていたため、それをとったらとても美人な女の子が現れた。
その子はだれもが知っている学校の有名人だったからだ。
俺と同じ2年の朝倉奏(天才少女)だった。
そんな子が俺になんの用だろうと思っていたら、
こんなことを言ってきましたよ。
「私の夢のお手伝いをしなさい! 拒否権はないからね!」
それが、彼女との出会いだった。
・・・最悪だ。
よろしくお願いします。