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サファイア・マティーニ ― 僕が見た最後の青

作者:Nuit et Verre
――青は、心の中にしかない色だよ。
そう言って微笑んだ兄は、もうこの世にいない。

10年前、突然の事故で兄を亡くした青年は、感情を閉ざしたまま社会人としての日々を送っていた。
ある夜、ふと立ち寄った小さなバーで、彼は一杯の青いカクテルと出会う。
それは兄が生前、密かに完成を目指していた「サファイア・マティーニ」――未完成のレシピと、交わせなかった約束が、静かに彼を過去へと連れ戻してゆく。

グラスに揺れる青の向こうに見えたのは、かつて兄と見上げた空。
そして、その先に続く“再生”の物語。

喪失を抱えた心に、やさしく灯るカクテルノベル。
あなたにも、きっと誰かの青が見えるはず。
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