……ほとんどの人は、努力しても小説家になれない (´・ω・`)
唐突な話だが、3年頑張って書籍化した人と、10年頑張って書籍化出来ない人がいるとしたら、私が立派だと思うのは後者だ。
何故ならば社会構造上、頑張って続ける人が沢山いないと、人間社会としての成果は成り立たない。
なろうというサイトだって、書籍化作品だけでは、これだけ多くのアクセス数は稼げていないだろう。
ロングテールと言われる莫大な需要に、多くの素人作家が少しづつ貢献しているのも事実なはずだ。
よく、エジソンが偉いと言われるが、エジソン以外の人がみんな怠けていたら、彼は電球を商業化できただろうか?
多分できなかっただろうと思う。
良くも悪くも沢山の競争相手や、協力者がいてこその成功だと思う。
私は思うのだが、なろうでは書籍化作家が評価されすぎな気がする。
昨今のグローバル社会と同じく、一握りの成功者のみが賛美される傾向だ。
……だが、皆が切磋琢磨して努力した結果として一握りの成功者が出来るのであって、最初から一握りの成功者だけが努力すれば社会的成果が出るわけではないだろう。
そもそも、皆で挑戦し試さなければ、誰に才能があるかさえ分からないのだ (´・ω・`)
無数の悔しい結果の出なかった多くの人たちの上に、ほんの少しの成功者が産まれる。
そんな残酷な社会こそが、リアルの人間社会なのだ。
しかし、結果のみを賛美し評価し続けては、多くの挑戦者を努力させるには難しい。
努力することも評価することで、結果的により大きな社会的成果を導くべきだ。
……ほとんどの人は、努力しても小説家になれない。
これはきっと事実である。
だがしかし、多くの人たちが努力しなければ、小説家自体も産まれないのである。
貴方が継続し小説を書く努力は、確実に面白い小説家の誕生に一役買っている。
それは間違いない事実であり、人類文化への紛れもない貢献である。
全ての前向きな努力は、何かしらの良い成果に繋がると信じます <(_ _)>