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パンツかぶったら呪われた  作者: パンツ大将軍
6/9

キミノナハ

(;・ω・)早めに投稿するため短くしました。



何事も練習なので、もう少し続けてみようと思います。

(´・ω・`)が、不定期更新です。リアル事情で急に一月休載とかもあると思います。


誤字修正:くんかんけー→くうかんけー

 目が覚めた。


 太陽が上がる前だからか、彼女はまだ起きていないようだ。


 寝顔は初めて見るが、起きているときとは違って随分幸せそうだった。


 起こさないようにベッドから抜け出し、旅に必要な物を確認する。


 一人では何もいらなかったが、これからは必要になるものもあるだろう。



「ん どこ?」



 起きたようだ。外も少し明るくなっている。



「おはよう」


「いた おはー」



 目を擦りつつ起き上がる。かわいい。今日も一日頑張れるな。



「きもい」


「略さない」


「きもちわるくて すごいはきそう」


「ごめん略して」


「はきそう」


「なきそう」



 俺の心をえぐる方法をよく知っている。ま、負けないんだから!!



「なにしてるの?」


「旅の準備だよ。持ち歩ける量には限界があるし、食べ物とかは腐るからそこも考慮しないと」


「こうすればいい」



 そういうと、彼女が手をかざし、荷物が消えた。



「………………魔法?」


「ぽーちれす」


「聞いたことないな」


「くうかんけー らしい」


「空間系魔法!?凄いな、名前しか聞いたことなかったよ」


「そう」



 誇らしげにするその頭を撫でる。



「ん」



 目を閉じて、もっとしてとせがむように頭を突き出す。



「そうだ、いつまでも呼び方がなぁとか、おいとか、そんなんじゃあ呼びにくいし、名前決めないか?」


「つけて」


「俺で良いのか?」


「いい」


「エンジェルは嫌なんだろ?」


「うん」


「んー、完全に無くすのもなぁ。……………………エル、とか?」


「える…………うん わるくない」



 どうやら気に入ったらしい。しきりにエルと口ずさんでいる。



「改めて、俺はゲイルだ。よろしくな、エル」


「よろしくたのむ わがしもべよ」


「ここは名前を呼び合うところだろぉ!?」


「そう?」


「そうだ!」


「よろしく へんたいさん」


「ワザとだな!?」


「うん」



 ムキィー!!















「ふふっ」















 ま、なんでもいっか。





「ふぅ……。さ、荷物の心配はなくなったんだ。持っていけるもん集められるだけ集めて、友達にも挨拶しなきゃな」


「え? ともだち?」


「あのハムスターとか狼のことだよ」


「ちがう」


「えぇ!?じゃあどういう関係なんだ?」


「ねずこーは かおみしり ろーちゃんは どれー」






 そりゃあんまりだぜ。







「かおみせぐらい してあげるかな」


「誘わないのか?」


「わたしは かんようだから じゆういしに まかせる」


「尊大な物言いだな。誰に似たんだか」


「ゲイル」





 自覚はある。

ゲイル:頭おかしい系主人公。変態。シリアスな場面も、被ったパンツの力でギャグになる。心優しいのがたまに傷。


エル:ちょい口悪系ヒロイン。寂しいのが嫌い。実は人をみる目がある。最強美少女(仮)

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