パンツだから恥ずかしいもん!!
むしゃくしゃしてやった。
反省と後悔しかない。
駄文だけど少しでも笑ってもらえたら嬉しいです。
(´・ω・`)このジャンルの作品増えろ
この世には、パンツを被ったことがある人はどれだけいるのだろう。
パンツを手に取った時のドキドキ
どんな匂いがするのか考えたときのワクワク
被ったときのエクスタシー
この素晴らしさを知るものは、少なくないと私は思う。
そう、旅の道中に寄った小屋の中。落ちていた少女のパンツ(推定)をノータイムで被ってしまう私のような人間は少なくないと思っている。
それなのに
それなのに……
それなのに……………………!!
「どうして呪われているんだーーーーーーーー!!!!!!」
そのパンツは、呪われたアイテムだった
運命の出会いを果たしたのは、故郷を出てからちょうど一年たった日の昼頃だった。
就職に失敗し、色々と嫌気が差した俺は、生まれ育った故郷を捨て、新たな生活を求めて辺境の町に移り住もうと考えた。
しかし、道なりに歩けばいいものを、森を突き進んだ方が隠れた集落にたどり着けるはずであると、とち狂った俺は森の中を何の準備もなく突き進み、見事に迷ったのだ。
広大な森ではあるが、東へ真っ直ぐ進めば3ヶ月もすれば抜けるはずなのだが、一年経った今日まで森を抜けることなくさまよっていた。
やっとの想いで森の中の少し開けた場所に小屋を見つけ、いつもとは違う光景に、私は天元突破したテンションのまま扉を蹴破って突撃した。
衝撃が迸った
運命の出会いだと感じた
神はココに居たのだと理解した
あまり大きくない部屋、最低限と言える家具。
その中央にソレはひっそりと佇んでいた。
そう――――――――パンツ(推定少女のもの)だ。
白地に赤いリボンのついたソレを恐る恐る手に取り、顔を覆うように被ろうとしたそのとき
「なっ……ぅぉぉおおおおおおオオオオオ!!」
なんと、顔に自動的に張り付いてきたのだ。
「クソッ、外れないぞ!?」
ひとしきり騒いだ後、しばらく脱げないか試したが、頭にずらせる以上に動くことはなく、諦めることにした。
「俺はこれから一体どうすればいいというのだ」
パンツを顔にずらし、深呼吸をしながらこの後どうするのか、落ち着いて思案することにし、ベッドに横たわって目をつむるのだった。
続くか未定