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満月の思い出

作者: 田中らら

人の気持ちはすぐに変わる。


潮の満ち引きのように気が付かない間に変わってしまう。


変わってしまった気持ちを変えることは、


月の引力に逆らうくらい大変だよ。



満月の夜に月を見ていると悲しい気持ちになる、

たくさん人間がいるのに、

君じゃないとダメと心がざわざわするんだ。


気が付いたら気持ちが離れていたと君は言ってたね。


僕はまったく気が付かなかったよ。

心のどこかで君は僕から離れることはないと、

安心していたんだ。


人は無くなってから大切だったと気が付くんだ。

そんなこと誰でも知っていることなのに、

僕はまぬけだな。


今日の満月はキレイだね、

君は大切な人と一緒に見ているのかな?


夏の夜風が過去の思い出を連れて来た、

もう昔々のことなのに。


いじわるな風だな。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 切なく、後悔の想い。人生には幾つもの出逢いと思い出がありますね。詩の世界も、心を伝えられる一つの素晴らしい世界です。応援しております。
2017/04/24 07:03 退会済み
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