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瀬名一の嫉妬 EP25

「おい」


何やら聞こえてはいけない声がする。


「アンタ、逃げた方がいいぞ。」


瀬名はレンタル彼女の背を押すが全くと動こうとしない。


「嫌です!」


「いい加減にしてくれ。指定された時間を大幅に超えてるんだぞ。」


家に着いてくると脅され未だに彼女といるのだが問題がよりややこしくなりつつある。


「おい」


何故なら後ろにいてはいけない人がいるから。


「ちょっと貴方は黙ってて!今大せッ」ガシ


ヤバい......レンタル彼女さんが頭を鷲掴みされてる。


(良し、逃げよう!)


瀬名はレンタル彼女を背に走り始めた。


「あらあらジョンきゅん♡私と鬼ごっこがしたいのかしら♡」


レンタル彼女の頭を放り投げ瀬名の後を追う彼の母事瀬名一。


(はぁ、はぁ、此処までくれば)


ちょんちょん


「?」


肩を何者かに触れられる。


「ジョンきゅんみぃつけたぁ♡」


ぎゃあああ刹那fセiくぁwせdrftgyふじこlp


「.........................................................................................母さん」


一は嬉しそうに頰を染めた。


「一って呼んで見て?」


「一」


「もっと感情を込めて」


「........一」


「ニ引く一は?」


「..................一」


「ぶはぁああああ////もうジョンきゅん可愛すぎゅるぅ///食べちゃいたい////あ、でも食べちゃうんだけどね?」


本当に母はムスコン過ぎる。誰もが羨ましがるだろうほどの美人だが母親だ。



皆様は近親相姦と呼ばれる素晴らしい言葉を知っているだろうか?


私にとってこの言葉は愛を深めある為に必要な行為なのである。


親子だからセックスしちゃあ駄目?それは何処の常識なのかしら。


私の語りでは絶対にモザイクなどいれない。何故ならセックスとは卑猥な言葉ではないのだから。


そう、此れは我らが生きていく上で必要不可欠な行為だ。


まぁ何が言いたいのかと言うと、ジョンに卑猥な言葉を言ってもらいたい。


例えるなら私の性器が綺麗だとかおっぱいを揉みたいだとか何でもいいから私に対してセクシャルな台詞を吐いて欲しい。


もう何だろうか?他の女を見て欲しくない。ていうか近づくな。


私がいくら引き離しても注意しても殺しても女達は戻ってくる。


何なんだ?一体何があの雌達をそこまで立ち上がらせる?


お前たち雌共はジョンを何一つと知らないのにすがりつくな、媚を売るな。


死んで自身の罪を償え。


頼むから死んでくれ。


死んで。


死ね。


私だけがジョンを愛せる。


真に愛せる。


家族を超越した存在になれる。


恋人になれる。


ジョンに子供を産めと言われれば産める。


アブノーマルなプレイだって何だって出来る。※ただし他の男に抱かれる事は出来ない。


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


もうジョンを連れて孤島にでも行こうかしら?


「...............危険な事ばかりを口にしているけど、オレ達は親子だという事をしっかりと理解しようか。」


そう、母に連れ去られてから車内でこのように淡々と彼女の願望を聞かされているのだ。それも彼此五時間程。


「流石に膝枕は開放してくれないかな?」


「ダメよ♡」


母は髪を耳に掛け艶っぽく言う。


「アイドル、俳優、モデル....どれになりたい?」


「いきなりどうしたの?」


「ジョンの友達、ではなくあの豚の所為でメディアにジョンきゅんを晒してしまったわ。ならもういっそのこと頂上に連れて行って手が届かない存在にすればいいのではないのかしら。」


それでかなりの数の人間がジョンと言う存在を諦める筈だ。いや、そうせざるを得ない。


「それで、どっちにする♡」

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