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Episode 51 "対策は無し!"

不屈の英雄へのブクマ解いいってる奴は誰じゃあ!!!(怒り)

顔バレした以上、隠す必要はなくなった........むしろ今となっては隠した方がより目立つ。


「其れはないと思いますよ、瀬名さん。」


教室へと堂々と戻って来た瀬名。だがクラスには誰一人として生徒は戻っていなかった。道中である廊下、下駄箱、他クラスなどの生徒も見かけないとなると恐らく体育館にて未だに惚けているのだろう。


「瀬名くんはこのクラスだったんだね。僕達は向かいの校舎にクラスがあるから気づかない訳だ。」


海は反対側にある校舎へと指を指す。


「俺は一応名前は知ってたけどな!」


真は堂々と誇らしく言う。


「じゃあ何で話を掛けなかったんだい?」


「一度掛けたさ。でも瀬名さんは自分へと声を掛けられていることに気づかなくて、さ。其れに教室にも行こうと思ったんだけど.....なんか、美形の女どもが此処から先は一方通行デース(ですよ)!!とか言って遮られたんだよ。」


瀬名はため息をつき、その美形の女達がケイトと秋山である事を告げる。


「ああ、だから美人なんっすね.......でも秋山とか言う奴なら俺の方が可愛いんじゃ」ボソ


真一はボソボソと一人ごとを言い始めた。海は其れを見て微笑むと瀬名の前へと立つ。


「瀬名くん、オレ達がもっと早くに気づいてあげれれば上手くこの様な状況にならなく済んだかも知れない。でも、現実ではそうはならなかった。だからこそ対策を練る必要がある。そう、例えば........」


海は顔を赤くし下を俯く。そして覚悟を決めると瀬名へと鼻先数センチへと近づき小さく言う。


「彼女を作るんです」ボソ


鼻と鼻が引っ付き瀬名は赤面する。真は憤怒の表情を取り引き剥がそうとするが海は離れない。


「か、彼女?」


「はい、オレなんて如何?......うんうん、俺じゃなきゃあ上手く行かないと思う。真はバカだし他の女達には任せられないし。うん、オレにしましょう?........いや、オレ以外ダメかな。」


仮に海が他世界にいればメインヒロイン級の可愛さを誇る黒髪美人だ。そこいらの主人公であれば二つ返事でOKを出すだろうが瀬名さんは違う.......と信じている。


「バカ、瀬名さんは親友であるオレにしか彼女は務まんねぇーんだよ!あざとい野郎はその辺の男とでも乳繰り合ってろ!」


「ファ!?親友//」


瀬名は頰を赤くし照れる。その表情を見た海と真は顔を真っ赤にし局部を濡らすが海は真を恨めしく見た。


「君の親友はオレも含まれるだろ?」


「は?友達でもないお前が何を言ってんだ。」


ギリっと睨みつけると海は瀬名へと振り返り宣言する。


「率直に言うよ、瀬名くん。オレは真に対して罪を感じるからこそ君を真と二人で共有しようと思った....でも真がオレの友達じゃないって言うならオレは遠慮しないよ。」


自分の座席へと座る瀬名の膝へと移動し座る海。欲に言う対面座位と言うポジション二ングと言う物だ。


「今時男女の違いなんて気にする様な時代じゃないし、結婚しよう?」


「気にするわ!!そんな時代が来てたら世間はホモとレズビアンで溢れることになるわ!」


「......瀬名さん、その通りだ。」


「おお、真一は分かってくれ「今時、男女の違いなんて些細な事っすよ!オレと結婚しましょう?」そっち!?」


二人の思考は完全に此方の世界に染まりきつっている。


「そもそも結婚って、お付き合いをすっ飛ばしてんじゃねぇーか!それにお前らは男だ!」


「心はそうでも身体は違うっすよ?」


真も海同様に自分へと引っついてくる。


(ヤバイ、二人の焦点が合ってない......)


エロゲさながらのいきなりのxxx展開になりかねない自体に瀬名は急いで二人から離れ距離を取る


「何してるデスか!!」


すると教室のドアが勢いよく開けられた。声の正体は言うまでもなくケイトだろう。


「何デスかぁ、この雌どもわぁ?」


瀬名の前へと超速で移動し守る様に構える。


「ケイト、この子達はオレの昔からの大切な友達だよ。」


ケイトの肩に触れ優しく告げる。ケイトは肩を触れらた事に歓喜していると内容が頭に遅れて入ってきたのか二人を睨みつけた。二人はと言うと大切と呼ばれたのか、顔を悶える様に抑えていた。


「昔....からの友達ぃ?女のデスかぁ?それにジョン、今ぁ大切いいましたかぁ?」


ジト目で自分を見るケイトの頭へと手を置きわしゃわしゃとする。するとムフンととろけた様な表情になり子猫の様に自分へと身体を縋り付けて来た。


(ケイトは扱いやすくて正直、助かるな。)


「それでケイト一人だけど、他のクラスメイト達は?」


「反省文を書いてまーす!」


「反省文?」


「あのクソ三バカのぉ新しい親衛隊とか言うマ○コ達の所為でジョンの所に行けませんでしたデスよ!!」


プンプンと怒こるケイト。その台詞を理解し何故、ケイトや他のクラスメイト達が助けに来なかったのを理解する。


「でも安心してくだい!反省文はすぐに終わらせたので此れからはもぅ!ジョンからは離れませんヨー!あ、YOU達はもう返ってもいいデスよ?」


興味がないように真達へ対しシッシっと手を払うケイト。真は鬼形相でケイトの元へと立ち宣言する。


「瀬名さんはあんたじゃあ守れない。さっきの騒動でそれが証明された。恩を売るような言い方をしたくはないが、その騒動で瀬名さんを救ったのは紛れもなくオレだ。」


「オレも忘れなで欲しいかな。」


海も便乗する様に真の隣へと立つ。三人は火花を散らせギロリと互を睨み合う。すると秋山含めるクラスメイト達がクラスへと戻ってきた。


「はぁ〜あのクソ処女教師の所為で瀬名さんを助けられなかったぜ!」


「ホントよ!何で私達が反省もない反省文をかかなきょ行けないのよ!」


「時間の無駄ね。瀬名くんの近くにいる時間が大幅に削れたわ。謝罪と賠償を要求するわ。もしくわ瀬名くんの陰部への接触権を所望する!」


秋山もクラスメイトの愚痴に乗る文句を言う。


「えぇ、まったくです!それにケイトさんはあんなちゃらんぽらんな性格をしてるのに勉学では優秀ですから完璧な反省文を即座に提出して先に瀬名くんの一人で先に所に行くんなて....ずるいです!」


するとクラスメイト達はクラスの隅の方に瀬名達がいる事を発見し、即座にその元へと走る。


「大丈夫でしたか!瀬名君!!」はぁはぁ


秋山が瀬名の身体を上から下をくまなく眼見し吐息を漏らす。


「オレは大丈夫だけど。オレの容姿は全生徒に露見したと思うよ?」


瀬名は苦笑いを浮かべながらそう説明するとクラスメイト達は声を合わせて怒鳴った。


「「全然大丈夫じゃないです(ねぇ)(ですわ)(ないぜ)(わね)!!」」


さて、新しく書き始めた物語が投稿されますたよっと!

Chaos:Demerit ~ANIMEの世界からようこそ!~

けっこう面白いから読んでくれよな!!

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