表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
66/354

0-66ダンジョン戦闘⑧とか

ダンジョン挑戦3日目、昼寝をし6Fを散策を再開していた

クラシスが地図を見ながら、7Fへの階段への道案内をしている

リウもMAPを展開し周辺を警戒をし、「キラーハント」の位置を確認していた

ノノとココが周囲いを警戒し、リズは後方を警戒していた

ジャンヌとリウは不意打ちに対応する為に、隊列の真ん中で歩いている


クラシスの地図の案内のおかげか、戦闘を交えつつ7Fへと進める事が出来た


ダンジョン7Fは6F同様に「アント」と「キラーハント」が出現する階層だった

違いがあるとすれば、「アント」と「キラーハント」が同時に襲ってくる事だった

感じとしては「キラーハント」が「アント」に指示を出している気がするが・・・

クラシスとリズに聞いてもそんな事は、聞いた事がいと言われてしまった


「通路奥から魔物の反応7つ、素早い移動で6つが近づいてきます。少し後方から1つ近づいてきます」


「多分、「アント」6匹が接近!後方に「キラーハント」だと思います!」


ノノとココが魔物の接近を知らせてくれる

リウが『イージス』を展開し、『アイギス』のメンバーを守る

他のメンバーがライフル杖を構え、一斉射撃を始める


通路の広さ的に「アント」は3匹が横に並ぶ事が出来ないみたいで

「アント」が襲ってくる時は、2匹づつ攻撃を仕掛けてくる

その為。戦闘時には魔法に長けたリズが最初の2匹を攻撃し、次の2匹をノノとココが攻撃し、次の2匹をジャンヌとクラシスが攻撃をする

3段構えの魔法攻撃をするような戦闘スタイルを実施していた


魔力操作に長けたリズが遠距離からの狙撃で倒し

ノノとココが少しだけ時間をかけて、魔法を放つ

ジャンヌとクラシスが続けて魔法を放つ

3段構えの魔法攻撃で「アント」を倒し、通路の奥から近づく「キラーハント」が姿を見せる

リウは『イージス』の展開を堅甲にし、「キラーハント」の攻撃に耐える

「キラーハント」はカマキリの鎌を振りかざし『イージス』に攻撃を加える

鎌が『イージス』の障壁にぶつかった瞬間「ガキィン!」と金属同士がぶつかったような轟音が響いた・・・、それでも『イージス』を破壊する事が出来ず、「キラーハント」は何度も鎌を振りかざす

そのたびに、「ガキィン!」「ガキィン!」「ガキィン!」と『イージス』に衝撃は走るが壊れそうになかった


「『イージス』はみんなを守るから!攻撃をよろしく!!」


「キラーハント」の攻撃を障壁ごしに驚いていたメンバーがライフル杖を構え攻撃を始める

ノノとココが「キラーハント」の足を撃ちぬき、「キラーハント」が崩れる様に倒れ込む

起き上がろうと暴れまわる「キラーハント」は鎌を振りかざす

ジャンヌとクラシスは腕の関節部分を撃ちぬき、腕が壁際まで吹っ飛ぶ

「キラーハント」は足を潰され、片腕を失いながらもリウ達に向かってくる

リズは向かってくる「キラーハント」の頭部に『ボルト』を放つ

「キラーハント」は頭部を失い、前かがみで倒れ消滅していった・・・

戦闘後、7個の魔石を拾い歩きはじめる


「リウの魔法障壁・・・『イージス』だっけ?普通は「キラーハント」の攻撃を耐えれるとかは無理なはずなんだけどね・・・」


リズが歩きながらそんな事を言ってきた、隣のクラシスが頷いている

ノノとココとジャンヌは、なにが無理なのか知らないみたいな感じで話を聞いている


「何が無理なの?」


「普通は魔法障壁は攻撃を耐えれるけど、耐えた分だけMPを消費していくのよ。さっき「キラーハント」の攻撃を4回耐えたらMPが枯渇するはずなんだけど・・・」


「それは『イージス』が魔法障壁じゃないからだよ、だって『イージス』は具現化魔法だし」


「具現化魔法・・・それでか、しかし具現化魔法としては異質な感じがするが・・・」


「まぁね、攻撃魔法より先に覚えた魔法だからね」


「リウらしいというか」


「目標は最強の盾なんだけどね~♪全ての攻撃や魔法から『アイギス』を守るイメージで構築してるし~」


クラシスとリズはやっぱりか~という感じでリウを見つめていた

ノノとココとジャンヌはリウに守って貰えた事を嬉しそうにしていた


リウ達は戦闘を行いながら7Fに到着していた

時間的に今日のダンジョン挑戦で10Fに行く事ができそうにない事を知る


「今日は7Fで一泊するけど、安全地帯まで進んで晩ご飯にしましょ」


クラシスが地図を広げ、近場の安全地帯へ向けて歩きだす

7Fは6Fよりも魔物の出現頻度が高く、休憩をしつつ戦闘をしていく


ノノとココとジャンヌは連戦でMPが枯渇気味だったので、MP回復を優先的に行っていた

戦闘時はリウが魔法障壁を張り、クラシスとリズが魔法で攻撃する


「ノノとココとジャンヌはMP回復を優先的にね」


「もうすぐ安全地帯だから急いで向かいましょ」


クラシスが地図を見ながら指示を出す

やっぱりMPを回復するポーションの作成を考えないとダメなのかな?

それとも攻撃スタイルの見直しか・・・



7Fで一泊予定・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ