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器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
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0-62ダンジョン戦闘④とか

ダンジョン挑戦1日目、朝ご飯をしっかり食べ道具屋へ向かう

ダンジョンの地図を10Fまで購入する

それと、ダンジョンの帰還用のアイテム『戻り珠』を人数分購入した

『戻り珠』はキャラバンのダンジョン戦用アイテムで使用すると、ダンジョンから一瞬で帰還するアイテムだった

もっとも、『戻り珠』は1つ500Lするので前回は購入してはいなかった

リウは『アイギス』メンバーに『戻り珠』を1個ずつ手渡していた

これでダンジョンの帰りの日程を考えずに潜れる事が可能になる


そして、ギルドの出張所へ向かい職員に2~3日ダンジョンに潜る事を伝え、帰還は3日後になる事を告げる

もしも、7日経っても戻らない時は、捜索隊の派遣をお願いした

捜索隊の費用は『アイギス』の一軒家を担保にお願いする


リウ達は4日以内で戻る気ではいたが、出来る限りダンジョンで討伐するつもりでいた

簡易陣地は入口を土魔法で囲い、『かまくら住居』も土魔法で入り口と窓を塞ぎ、留守の間に使用できないようにする


ダンジョンに入る前に、『アイギス』メンバーは各自装備の確認をし

リウとココとリズはアイテムボックスに忘れ物が無いかを確認していた

ジャンヌとノノとクラシスは各自リュックにポーションとか備品の確認をし

全員が忘れ物が無いのを確認してから、ダンジョンへ向かう


「よし、ダンジョンへ行こうか~」


「「「はい!」」」


「今日から3日間は進みまくるよ~」


「無理はしないで攻めまくる~」


『アイギス』はダンジョンの入り口の階段から1Fへ向かう

前にダンジョンへ来た時は緊張したが、今回はノノとココとジャンヌは緊張した雰囲気は見られないな

緊張はしていないが、周囲の警戒は忘れないでいるみたいだ


ダンジョン1Fの通路を歩きながら、リウは地図を見ながら2Fへの階段を目指して歩いている

もっともリウは地図を見ながら、MAPを展開していたが・・・


「僕が地図を見て道案内をするから、ノノがメインで周囲を警戒、魔法障壁はココがお願いね、後方の警戒はクラシスが担当ね、ジャンヌとリズは攻撃をお願い。魔物の数が5匹以上の場合は、ノノとココも攻撃してね」


「「はい!」」


ノノとココは前回と違い、攻撃も担当という事で嬉しそうに返事をする


「私は槍で攻撃しても?」


「ジャンヌは基本は槍での中距離からの攻撃ね、ココが魔法障壁を張るけどメンバーに魔物を近づけない様にするのもジャンヌの役目ね」


「わかりました!」


「リズはライフル杖で遠距離と中距離からの魔法攻撃をしてね」


「了解~、近づく前に弱らせてジャンヌが倒す・・・って事でいいのかな?」


「そうです、それが『アイギス』の戦闘スタイルです。魔物の群れが多い時は、ノノとココもリズと同じ攻撃をしてもらいます」


「ココも攻撃したら魔法障壁が無くなっちゃうけど?」


ノノが心配そうにリウに聞いてきたので


「その時は僕が魔法障壁を展開するから大丈夫だよ、僕が守るから!」


そう言ってノノとココの頭を撫でていく

ノノとココはにこにこしながら撫でられている


「私は後方の警戒だけでいいの?」


「クラシスには後方の警戒と、魔物の出現時に攻撃をお願いしたい」


「もし魔物の群れが多い時は、ノノかココが後方の攻撃にまわしてもらえるのかな?」


「そうです、その辺は臨機応変にいきましょう。地図には安全地帯の記載もあるので、討伐もしつつ安全地帯に向かいながら進みましょ」


リウはそう言って近場の安全地帯へ向けて歩きだす

メンバーは各々役割を果たし歩きはじめる


2Fへの階段までに、戦闘を3回の安全地帯での休憩を2回する

時間間隔的に昼ご飯には早い気もしたので『アイギス』は2Fへと向かった



2Fでは魔物の群れが多いが『アイギス』メンバーは周囲警戒から魔物の出現を感知する為、戦闘は先制攻撃をする事が多く、遠距離中距離からの攻撃で殲滅する事が出来た


リウは地図片手に近場の安全地帯へ向けて歩いていた

MAPを展開し、赤マーカーを確認しても周りは魔物だらけなのに気がつく

今回は魔物から逃げることなく、戦闘する為にノノに負担がかかっているみたいだった


「ノノ、少しだけ周囲の警戒を僕がするから少し休憩な」


「はい~」


ノノは「はふぅ」と気疲れをしたみたいで疲れていた

こんなノノにココは林檎を渡していた


「もう少しで安全地帯に着くから、そこで昼ご飯にしよう。ノノは林檎をゆっくり食べてな」


そう言うとノノは林檎を食べはじめる

疲れた時は甘いものがいいんだけど・・・甘味は持ち合わせてないしな

今度、アライズさんに『ひよこ亭』の菓子を作って貰おう


安全地帯までに2回の戦闘をして、魔石が8個を収得していた


安全地帯に着き、クラシスとリズは壁際に土魔法で土壁を作成し

外部から見えないように土壁で簡易陣地を形成する

リウは陣地内に横になれるスペースを作成し

ノノとココとジャンヌは昼ご飯の用意をする

食事は一軒家での料理の作り置きと、露店で購入した焼き串と焼き鳥も一緒にテーブルにのせる


「それじゃ、食事にしよう。食後に昼寝してからダンジョン挑戦するからね~」


「「「は~い」」」


「地図もあるから安全地帯で休憩も出来るし~」


「今日は何回まで進む予定なの?」


リズが今日の進行予定を聞いてきたので、リウが今日の目標階層を話し始める


「1日目は3Fの安全地帯が目標かな」


1日3F進むと、3日間で9Fに到達する・・・

目標が10Fなので3日目で頑張れば10Fに到着も可能だなぁ



食後は紅茶を飲むもの、昼寝をするもの

そして、本格的に寝るものもいた

本格的に寝ていたのが、大きめな布団で寝ていたリウとノノとココだったりするが・・・


ダンジョン1日目、昼ご飯は2Fの安全地帯

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