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器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
56/354

0-56ダンジョン戦闘③とか

次の日は、ダンジョン2Fを目指して進んでいた

ノノとココが周囲を警戒し、クラシスとリズがサポートしつつ攻略していく

リウとジャンヌは魔力を纏い、魔物を発見し競って撃退していった


「先制攻撃はジャンヌに任せた、サポートするから駆け抜けろ!」


「はい!!」


ノノとココが魔物を発見すると、ジャンヌが一撃を入れ、リウは止めをさす

クラシスが前衛のリウとジャンヌのサポートをお願いしているので

リウとジャンヌは魔物の群れの中を駆け抜ける事が出来た

もっとも攻撃をヒットすると同時に次の魔物を攻撃するので

ノノやココからはジャンヌが攻撃した魔物をリウが続けて攻撃しているように見えた

この戦闘スタイルはダンジョンの下位では通用する様だった


1Fの攻略は順調に進み、2Fの入り口の階段の目前まで来ていた

魔石も15個以上獲得していた


今回は道具屋で地図を購入し、ダンジョン挑戦をしていた

一応、リウはMAPと地図の見比べて不備がないかを確認していた

MAPには地図にない小道も書いてあるのに対し

地図は大まかな出入り口の階段の場所と安全地帯が数か所書いてあるだけだった

地図を見てのサポートはクラシスにお願いしていた


「リウ、そろそろ安全地帯に着くから休憩しよ」


「2Fに挑戦する前に昼ご飯にしよう」


暫くすると安全地帯に着き、クラシスとリズに土地壁で休憩場所を作り上げる

休憩場所ではノノとココとジャンヌが昼ご飯の用意をしている

リウはMAPを展開し、周囲を警戒していた

どうやら1Fにいるときに2FのMAPを確認する事は無理なようだ


「ご飯の用意できました~」


ノノが食事の用意ができた事を知らせてくれた

イスに座り、焼き串サンドとスープを食べる

食後に紅茶を頂きまったりすごす


「今日は僕とジャンヌが駆け抜けるように戦うから、ノノとココは攻撃のサポートをお願いね。守りはクラシスとリズに任せるから」


「はい、まかせて~」


「りょうかい~」


「影犬や角うさは一撃で倒せるようになったね~」


「この調子だと5Fまでは順調にいけそうだけど・・・」


「まぁ、『アイギス』は攻撃と守りとサポートがしっかり機能してるから、5Fまではいけると思う」


「『アイギス』は今日のダンジョン挑戦したら街へ戻るんでしょ?」


「そうだね、ダンジョン挑戦1回目は今日までだね」


「また来る?」


「また来たい」


ノノとココはダンジョンでの索敵&討伐に苦手意識が無くなったみたいだ


「今回はダンジョンの様子見って感じかな?きっちり攻略を目指すなら装備の向上と、簡易小屋の生活の向上をしないと・・・」


「そっか、しっかり考えているみたいだし良しとしましょ」


紅茶を飲みほし、2Fへの入り口の階段を目指す

食後にゆっくりしたので、みんな疲れは無いみたいだ

階段を使い2Fへ向かう、通路は1Fと同じつくりになっていた


リウはMAPを展開し、2Fのも魔物の位置と数をい数えてみた

やはり、1Fと比べると2Fの方が魔物の出現頻度が多そうだ

ノノとココも魔物の気配が多い事に気がついたみたいで緊張していた


「ノノ、ココ。周囲警戒で魔物の数が多いのに気がついた?」


「はい、気配がいっぱいです」


「あっちもこっちもいます」


ノノは周囲を見ながら話し、ココはきょろきょろしながら話す

そんな事を聞いたジャンヌも緊張しだし

クラシスとリズは2Fの方が魔物が多いのを知っていたので警戒している

リウは緊張しているノノとココの頭を撫でながら話す


「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。1Fと同じで僕とクラシスとリズで守っるから、ノノとココとジャンヌは思いっきり攻撃していいから」


ノノとココは安心したのかにこりと微笑んでいる

ジャンヌも2人が安心してるのをみて「ほっ」としてる


「そうそう、お姉さんたちに任せなさい」


「みんなは守り切るよ~」


クラシスとリズも3人を安心されるために声をかける

リウは5人に気をかけながらもMAPを展開し、魔物を警戒している


「そろそろ移動しようか、時間的にも数回の戦闘で帰る事になると思うし」


そういうとノノとココが通路の奥を指さしながら


「あっちに魔物の気配がします」


「多分、反応が5つ」


リウもMAPで確認する、ここが言った通り赤マーカーが5つ反応していた

5つの魔物の気配が少しずつ近づいている事を知る

ノノとココも反応が近づいてる事に気がついたようで


「近づいてきます」


「魔物が5匹来ます!」


その声で『アイギス』のメンバーが戦闘態勢になる


「僕が魔力障壁で動きを抑えるから、ノノとココとジャンヌが攻撃をお願い。クラシスは3人のサポートを、リズは後方の警戒をお願い!」


「「はい!」」


「お任せを!」


「みんなをきっちりサポートするkら頑張ろう」


「後ろは任せて」


リウは魔力を纏い、通路の奥から駆けてくる魔物を障壁で抑え込む


ジャンヌは魔力を纏い、障壁で動きを抑えられた魔物に槍で攻撃を仕掛ける


「いきます!槍一閃!!」


槍に魔力を付加した一撃で影犬をふっ飛ばす!

影犬は槍の一撃で通路の壁に激突し消滅した


ノノとココは揃ってライフル杖を構え、動きを抑えられた影犬へ攻撃する

ライフル杖の魔石の効果でいつも以上の『ボルト』を影犬へと撃つ

「ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!」影犬へ向けて連続で撃ち貫く

一撃の『ボルト』で倒すことは無理でも3撃で倒す事が出来た


ジャンヌの槍とノノとココの魔法により、影犬5匹は討伐される・・・


影犬の魔石はジャンヌとリウが拾い、リズのアイテムボックスに保存した


「ふぅ、討伐完了。多分、向こうから魔物の気配があるから警戒しつつ進もう」


「「「はい」」」


ノノとココも魔物の気配を感じていたのか警戒しつつ歩きはじめる

リウはMAPで赤マーカーを確認してると、通路の奥から3匹に魔物がいる事を知る

ノノが魔物が通路の奥にいる事を感じ


「通路奥に魔物の反応3つ」


「近づいてないけど、います」


ノノとココが魔物の通路奥にいる事を知らせ

リウとジャンヌが魔力を纏いながら慎重に歩きはじめる


「奥に魔物=角うさが3匹発見、障壁を張るからジャンヌとノノとココは攻撃をお願い。クラシスはサポートをリズは警戒をお願い」


「「「「「了解」」」」」


角うさを目視で確認し、角うさがリウに向かって駆けだしたので

リウは魔法障壁を張り、角うさの攻撃を抑え込む

抑え込まれた角うさへジャンヌが槍を一閃し、ノノとココは魔法で撃ち貫く

影犬よりも守備力が無いのか一撃で倒されていく角うさ・・・

魔石を確保し、魔物の反応がないので一時休憩をする


「よし、ダンジョン1Fへ戻ろう。『アイギス』は問題なく2Fを歩ける事がわかったし」


「リウ、みんなに林檎を配ってもいい?」


「そだね、休憩中だし林檎でも食べてゆっくりしよう」


ノノとココはみんなに林檎を配り食べ始める

リウはMAPを展開し、周囲を警戒していた


少しの時間ではあったが、みんなの疲れが多少はとれたので1Fへ向けて歩きはじめる


「それじゃ、1Fへ向かおうか」


「「「「「はい」」」」」


ノノとココは周囲を警戒し、リウとジャンヌは前方を警戒し、クラシスとリズは後方を警戒して歩きはじめる

暫くして1Fへの階段に着き1Fへと向かう


その後、1Fのダンジョンの魔物を倒しながら出口を目指した


この日の魔物討伐での魔石獲得の数は32個となった


その日の夜は、『アイギス』は街で購入した酒で祝杯を上げ、無事にダンジョン挑戦を終えた事を祝った

ダンジョン挑戦2日目終了

次回、街へのぶらり旅

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