0-46簡易小屋完成とか
次の日は朝から野営の準備をしていた
ノノとココは食材と調理器具、食器類を確認をし
クラシスとリズは簡易宿泊施設の建設の打ち合わせをし
ジャンヌはみんなの装備と備品を確認し
リウは野営の道具をアイテムボックスに保存しながら忘れ物が無いかを確認している
「みんな準備が出来たら出発するからね~」
「「はい」」
「こっちは準備できた~」
「多めにロープと杭を持っていきましょ」
「武器類をアイテムボックスに保存してください~」
「武器類は僕が持ってくよ」
ジャンヌから武器を受け取り、リウがアイテムボックスに保存する
ココが食材をアイテムボックスに保存し
リズが追加で杭とロープをアイテムボックスに保存する
「こっちは準備完了~」
食材をアイテムボックスに保存し、装備を整えたココが報告する
ノノも装備を整え、ジャンヌと玄関に待機している
クラシスとリズも準備をし、装備を整えて玄関へ向かう
リウも装備を整え玄関へ向かう
「出発前に『ひよこ亭』で朝ご飯と、明日から留守する事を伝えておこう」
『ひよこ亭』で朝ご飯を食べ、留守の間『アイギス』の伝言などを頼んでいた
ギルドからの急な依頼が来たときの対応をお願いした
「それではアライズさん、森の野営に行きますから2~3日留守にします」
「わかりました、伝えておきますね」
「では、いってきます」
「はい、いってらっしゃい~」
『ひよこ亭』に留守を任せ森へ向かう
門番のライキスさんにも野営の事を伝えておく
「おはようございます、今日から2~3日くらい森で野営の練習してきますので~」
「おはようさん、みんなで野営かい?春になったが朝晩は寒いから気をつけるんだぞ」
「はい、それじゃいってきます!」
『アイギス』の6人はライキスさんに会釈し森へ向かう
「身体強化」と「速度強化」を唱えて、6人で森の中を駆けていた
リウ以外の5人で周囲を警戒し、ノノが先頭で向かっている
リウもMAP展開して、こっそり周囲を警戒している
「ノノとココは周囲警戒しつつ、クラシスとリズも一緒に警戒をしてね。ジャンヌは魔力を纏うのをしっかりやってみて」
「「はい」」
「「了解」」
「わかりました!」
「もうすぐ採取場所だから、みんなは周囲警戒と採取場所までのルート確認をしてね」
「もうすぐです、少し減速して行きます」
暫くすると薬草の採取場所へ到着する
前の野営の場所で6人が休憩する
「それじゃ、ノノとココとジャンヌが周囲警戒をお願いね」
「「「はい」」」
3人は金属製の両手棍を装備し警戒にあたる
「クラシスとリズで土魔法で壁の設置をお願いします」
クラシスとリズが壁を作り始める
リウがドアや屋根をアイテムボックスから取り出す
土壁を腰の高さでクラシス・リズ・リウで屋根の骨組みを土壁に設置する
今度は土壁を3mの高さにし、土壁の周りに杭を打ちつける
そして、屋根にテント生地を張りロープと杭に結び固定する
入口と窓の部分は、土魔法で加工しドアをセットする
「これで簡易小屋は完成~♪見た目は大型テントだけど土壁で少しは安全かな?」
「まぁ、初めてやってみたけどテントよりは暖かそうですね」
「それにテントより広いのでみんなで寝れますね~♪」
「土壁から杭まで離れてるから、小屋の外側にも1mくらいの土壁を作ろうか~」
「少し休憩してからでいい?MPの残量が」
「せめて昼ご飯の後にして」
「それなら僕が土壁を作るから休んでて~」
「「はい~」」
リウは小屋の周りに土壁を作り始める
高さは1mで厚さは30cm、コンロも2つ設置するから広めに・・・
「よし、これでいいかな?」
「リウは土魔法も使いこなせるようになったんだね~」
「やっぱりイメージが私たちより上手や~」
「2人の土魔法の修練につきあってたし」
「簡易小屋設置まで半日ですか・・・、ダンジョン遠征の時は馬車で向かった方が良いかも」
「歩いてもいけますが、ぎりぎり1日で着ける距離なので・・・、ギルドの定期馬車を使ってはどうです?」
「ギルドの定期馬車・・・?」
「ええ、ギルドでダンジョンへ向かう定期馬車が1日1回運営しています。ギルドで予約する事も出来ます」
「それなら街へ戻ったら、一緒にギルドへ行って予約しようか」
「ですね~」
「それじゃ、コンロを設置してみましょ」
簡易小屋は3人で設置可能な事がわかった
前の野営の時よりも簡易陣営がより良くなっていった
また、小屋の外側に2mx2mの広さのトイレも土魔法で作りあげる
みんな生活魔法が使えるので清潔に使用可能だった
「一度、集合~」
周囲を警戒しているノノ・ココ・ジャンヌが簡易小屋へ集まってくる
3人は完成した簡易小屋を見つめ、予想以上のできに驚いていた
「小屋が完成したから、昼ご飯の準備をします。ノノとココ、ジャンヌはご飯の準備をお願いね。クラシスとリズはご飯完成まで薬草採取をしましょう。僕が周囲を警戒するからさ」
「「「わかりました」」」
「「了解」」
MAPを展開し、周囲を警戒する
「よし、周囲に異常はないな・・・、薬草は40個あれば十分だからね」
「はい」
「まかせて」
クラシスとリズは各自丁寧に最初をしている
リウは周囲を警戒しつつ、簡易小屋の内部について色々考えていた
内部に敷物は敷くとして、組み立てベッドを作るのもおもしろそうだ・・・
もしくは、木枠に藁を敷きつめてシーツを被せるだけでもイイかも
あとで、みんなと相談だな
暫くすると・・・
「リウ~、薬草40個集めたよ~」
「完了~」
「それなら戻ろうか~、小屋の内部について色々相談したい事もあるし~」
簡易小屋へ歩きながらクラシスとリズに話しかける
「敷物じゃダメなの?」
「それとも土魔法でイスでも作る?」
「土魔法でそんな事も出来るの?」
「まぁ、簡単な物しか作れないけどね~」
「私もイスくらいなら作れるけど・・・、机は無理かな?」
「それならご飯の時に、できる事とできない事を聞こうなぁ~」
「「?」」
そろそろ昼ご飯の準備が終わりそうだし
簡易小屋の生活向上の為にみんなの知恵を借りましょう~
今のままでは小屋にフローリングは無理だし
ベッドも使えない、風呂も無し、ワンルームだから着替えも危ないし
考える事は大量にあるのかも知れん
簡易小屋完成
キャラの仕事は決まりつつある




