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器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
42/354

0-42『アイギス』と報酬増額とか

ジャンヌの初心者研修の完了と『アイギス』の加入について

冒険者ギルドの会議室で話し合いを行っていた


依頼主である冒険者ギルドの「ランプ」さんと『アイギス』からはリウ・クラシス・ジャンヌがテーブルを囲んでいた


「それでは今日でジャンヌさんの初心者研修を完了という事ですか?」


「そうです、初心者冒険者に必要な知識とスキルを教えました。後は実戦で修得した技術を使いそなす必要はありますが・・・」


「それについては時期的な問題もありますが、雪が融けてから実践してもらうしかありませんね」


「それでは新人研修の依頼は完了でいいですか?」


「そうですね、報酬については成功報酬2000Lと食費は2000Lですか・・・。では、今回の報酬は5000Lとします。突然の依頼という事と見事研修を完了した事で、報酬額を増額しました」


そういうと「ランプ」さんは依頼報酬のメモをリウに手渡した

そこにはこの依頼内容と依頼報酬、副ギルドマスターのサインが記されていた


「それを受付に渡して、報酬を受け取ってください」


「わかりました。なかなか体験のできない依頼でした。では、失礼します・・・」


そういって、リウ・クラシス・ジャンヌは会釈をし会議室を出ていく

これで依頼報酬を貰って帰れる・・・


「ふぅ、緊張した~」


「はふぅ~」とリウは廊下に出てから息を吐く

ジャンヌさんも緊張していたのか「ほっ」としている

クラシスさんは報酬額が増額しているのでニコニコしてる


「さぁ、受付で報酬をいただきましょう~」


クラシスさんを先頭に受付へと向かう

新年という事もあり。冒険者ギルド内は人がいない状態です

受付担当の女性に「ランプ」さんから渡されたメモを手渡す


「こんにちは~、依頼報酬ですね。少しお待ちください」


受付の女性は奥の部屋へ行き

報酬の入った小袋を手にし戻ってくる


「それでは今回の報酬の5000Lです」


小袋をリュックに入れ、ジャンヌさんの『アイギス』加入を行う


「それとジャンヌさんを『アイギス』のパーティーに加入する手続きをお願いします」


受付の女性はジャンヌさんのギルドカードを魔道具を使い手続きをしてもらう

ギルドカードに変化はないが内部に何かを書き込んだのかな?


「それではジャンヌさんは『アイギス』所属になります」


ジャンヌさんはギルドカードを手渡され、しげしげとカードを見て


「ありがとうございます」


受付の女性に深々と頭を下げる


「それでは、今日はありがとうございました」


3人は冒険者ギルドを後にする



「それじゃ、手続きを終わったし露店を廻ってから帰ろう。クラシスさん、お酒を扱う店に案内お願いします」


「それじゃ、今日はジャンヌさんの『アイギス』加入のお祝いを兼ねて、選びますね~」


「ジャンヌさんはお酒は飲めるの?」


「少しだけ飲んだ事があります、苦かった気がします」


「それじゃ、クラシスさん「甘いお酒」と「飲みやすいお酒」を買ってください」


クラシスさん御用達の露店で酒を数本購入し


「ジャンヌさんは好き嫌いは無いよね?


「ないです、『ひよこ亭』の食事はおいしいし、今朝の料理もおいしかったです」


「なるほど、食べ物に関しては大丈夫だね。なら焼き串も何本か購入していこう」


「リウさん、食べ歩きして帰るの?」


「違いますよ、祝杯の時の料理に使おうと思ってね~。まぁ、楽しみにしててよ~♪」


酒と焼き串をリョックへ入れ、家へ帰る


この世界に来て初めての飲酒になるけど

どんな味なのか気になるなぁ


それにこの身体は酒に強いのかもわからないし・・・

『アイギス』に正式加入

報酬もきっちり頂きました

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