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器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
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0-39新人教育はじめました

ギルドであった事をノノとココに話していた

2人と同い年と思われる女の子の事ということで反対意見は出なかった

また、1人でギルドに宿泊してると聞いて家に泊めれないかと言われてしまった

これに関してはジャンヌの意見を聞かないといけないので保留にした


「それじゃ、明日の朝に『ひよこ亭』で一緒に朝ごはんを食べてから、家でのスキル修得をするのでノノとココも手伝ってね」


「はい、それでジャンヌさんはどんな女の子なんですか?」


「背の高い真面目な子かな?」


「しっかりしてそうだったね~」


「槍の似合いそうな子?」


背が高い見た目なので、外見は真面目なしっかりしてそうな雰囲気だったな

それに緊張してたみたいだし、ノノとココと話したら少しはイメージ変わるかな?


「ノノとココには無属性の魔法の修練につきあってもらうよ、クラシスさんとリズさんには薬草の知識とポーション作成について教えてやってください」


「それでリウさんは何を教えるんですか?」


「魔力の纏い方とか具現化魔法の基礎を教えようと思います。それと無手戦闘を少し教えようと思います」


「無手戦闘ですか・・・、格闘スキルのことですか?」


「そうです、武器が無い時でも戦えう術を教えようかと・・・。それと4人にも教えるから一緒に修得してくださいね」


「「はい」」


「ジャンヌは『アイギス』へ誘ったりはしないんですか?」


「前衛スキルを修得済みなら『アイギス』としては有益だと思うんですが」


「それについてはジャンヌ次第という事で・・・」


「ジャンヌさんに早く話してみたいです」


「背が高いんですよね~、リウさんくらい高いんですか?」


「僕と同じくらいかな、姿勢が良かったから格好いい子だよ」


「「ほぇ~」」


「そうでしたね~、子供の時から修練していたんだと思いますよ」


「親御さんからでも鍛えてもらったんでしょうね~」


「近接戦闘では負けそうですね」


「「明日が楽しみです~」」


ノノとココは同い年の子が家に来るのが嬉しそうだな

仲良く3人で修練に励んでくれればいいんだけどね


夕飯前にジャンヌが使う紅茶カップやクッションをノノとココが買いに行った

一緒に休憩の時に食べる果物も買ってくるように伝えた


クラシスさんとリズさんと3人で家の中の掃除をする

実技は倉庫で行うので

倉庫に置いてあったものをアイテムボックスに保管したりした



次の日の朝、『ひよこ亭』でジャンヌと一緒にご飯を食べ家へと戻る

『ひよこ亭』でノノとココを紹介してから3人は仲良くなったみたいだ


まずは、無属性の魔法の修得をリウ・ノノ・ココの3人で教えていく


「それでは最初に無属性魔法を教えていくね、「身体強化」「速度強化」を修得してもらいます。この2つのスキルを修得すると、移動から戦闘まで使いどころが良いので修得しましょう」


「ココと一緒に修得しましょう」


「無属性魔法は練習あるのみです」


「わかりました、ノノさんとココさんよろしくお願いしますね」


「「はい」」


ジャンヌさんは魔力が少ないみたいで、連続での使用が難しくMPを回復しつつ、練習していった



『ひよこ亭』で昼ご飯を済ませ、紅茶を飲みながら午後からの修練について話し合っていた


「無属性魔法は地道な訓練で修得するとして、午後からは冒険者の基本ともいう薬草採取とポーション作成について教えていこうと思う」


「あの薬草採取は1人でも出来ますけど?」


「薬草に関しては、採取方法についてがメインですね。ポーション作成は購入するよりも格安でポーションを手に入れる事が出来るのでお勧めですよ」


「薬草採取でお勧めのスキルはあるんですか?」


「あるんだけどね・・・、危険回避というスキルは実戦でしか修得出来ないと思うから、すぐには教えられない」


「それについては冬が明けてからお願いします」


「しっかり基礎を修得しとけば冒険者として大成するはずだからね」


「はい、よろしくお願いします」


午後からはクラシスさんとリズさん主導でジャンヌさんに教えていった

薬草の採取からポーション作成までを教えていった

薬草の採取はアイテムボックスに保管していたものをしようし

ポーション作成に関しては、実際ポーションを作成する工程を見せ作っていった


「薬草採取もポーション作成も数をこなすのが大事です」


「ポーション作成はスキルで言うと何があるんですか?」


「ポーション作成のスキルというと調合かな、ノノとココは調合スキルを修得済みだしね。ノノは僕よりもポーション関係は優秀だよ」


「えへへへ、調合Lv2になったからね~」


「ココも調合Lv2になった~」


「ノノは『アイギス』に加入前からポーション作成をしてたからね。ココと僕は『アイギス』加入からポーションを作成し始めたけど、今は調合Lv2だし作成すればするほど自分の力になるよ」


クラシスさんとリズさんも調合Lv1になっていたがリウは知らない・・・


「薬草もアイテムボックスに大量に保管してるから、ここでキチンとポーション作成を修得したらいいよ」


「わかりました、これからもお願いしますね」


『ひよこ亭』で晩ご飯を食べ、今日の修練は終わった

一応、冒険者ギルドまで1人で帰るの危険という事になり

ノノとココとリウの3人で送って行った


冒険者ギルドに着くころ、リウはジャンヌに話しかけた


「ジャンヌさん、家で宿泊しても良いんだけど・・・どうする?」


「それは迷惑になるのでは・・・?」


「そんなことないよ、1人でいるより寂しくないし」


「部屋も空いてるし、泊ってもいいでしょ?」


ココが聞いてきたので、ココのあたまを撫でながら


「あぁ、家に泊っても大丈夫だよ。この2人もジャンヌさんを心配してるし、1人で寝泊まりするよりは安心だし」


ノノとココはジャンヌ見ていた、ジャンヌは「いいのかな」と思っているみたいで


「冒険者の研修が合宿に変わったと思えば大丈夫ですよ」


「家へ戻ろう」


「一緒の部屋へ寝てもいいからさ」


「わかりました、ノノさんとココさんは強引ですね。『アイギス』さんとこにお世話になります。ギルドにも話を通してきますね。それと部屋から道具を取りに行ってきますので待っていてください」


「今日からジャンヌさんが泊りに来るから、泊める部屋を決めないといけません。ココは部屋が空いてると言ったけど、空いてる部屋は倉庫でしょ?あそこで寝るのはダメです。なのでノノとココは同じ部屋で寝て下さい」


「「はい」」


この日、『アイギス』の一軒家は6人での生活を始める

このままジャンヌが『アイギス』が合流するかは未定である


ジャンヌが『アイギス』の一軒家に宿泊します

研修から合宿へ

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