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器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
37/354

0-37冬本番とか

リウがこの世界に来て半年以上たった頃、初めての冬を迎えようとしていた


朝晩の寒さが厳しくなってきた頃、リズさんからこんな話が・・・


「リウさん、冬の間は『アイギス』の活動はどうするんです?」


「冬ですか・・・、冬の間はクエスト状況はどんな感じなんですか?」


「そうですね、薬草採取クエストは難しいと思います。討伐クエストにしても雪降る中での討伐は寒く厳しいと思います」


「冬の間は、冒険者は南の街でクエストをしたり、ダンジョンに潜るとも聞いた事がありますね」


「冬はきらいです」


「寒いのはイヤです」


ノノとココは冬が嫌いみたいだ、冬の間の生活は考えないといけないかもなぁ

ポーション作成だけで生活できるかな?


「こっちに来て初めての冬だけど、雪降ったりする?」


「そういえば、この街で最初の冬ですか・・・。時期的には後1ヵ月で冬になるはずです。冬の期間は3カ月弱で雪は降りますが、雪が50cmくらいに積雪します」


「冒険者ギルドで仕事していた時は、冬の間は暇でしたね。クエスト自体少ないし、街に滞在している冒険者の数も少なくなりますから・・・」


「それなら今のうちの薬草をいっぱい集めて冬の間はポーションを販売しようか~」


「クエストはお休みするの?」


「森へ行かない?」


「ノノとココは寒いのが苦手みたいだから、冬の間は家の中でやれる事をしよう」


「『アイギス』の活動資金は結構貯まってるから冬の間はお休みしても大丈夫だと思うけど・・・」


「それなら商業者ギルドで野うさぎの解体を修得してみるのはどうでしょう」


「クエストをするのではなく、スキルの修得をするという事?」


「それもありかも知れません。ノノとココは料理の手伝いもするようになりましたから、『ひよこ亭』でウエイトレスをして料理を覚えるとかはどうでしょう」


「私たちは野うさぎの解体を覚える。ただ、ギルドに売り渡すよりは好いと思います」


「まずはアライズさんに相談しないとダメだな、『ひよこ亭』の方には僕の方からお願いしてくるから、商業者ギルドの方はクラシスさんとリズさんにお願いしていいかな?」


「「わかりました、今日中に聞いてきますね」」


「それじゃ、昼ご飯の時にでもアライズさんにお願いするよ」


「ココと2人で頑張ります」


「料理覚える~」


うむ、冬の間に解体スキルと料理スキルか・・・

どっちも戦闘スキルじゃないのが『アイギス』らしいな




昼ご飯で『ひよこ亭』を訪れたときアライズさんにノノとココに料理を教えてもらえないか聞いてみたところ、喫茶店の仕事後に料理を教えてもらえる事になった

もちろん喫茶店の仕事も手伝うのが条件だったが・・・

これでノノとココの冬の仕事は大丈夫になった


商業者ギルドの方も解体作業の助手として働けることになり、リウ・クラシス・リズは解体を修得するまで商業者ギルドに通う事になる

商業者ギルドに通う事1ヵ月でリウは解体Lv1を修得し、クラシスとリズは引き続き商業者ギルドで解体を修得する日々を送る事になる

リウは解体Lv1を修得した事により、1人で野うさぎを討伐し、家の倉庫で解体し、野うさぎの肉を加工していた


野うさぎの肉に塩コショウ生姜ニンニク砂糖を加え、1日放置し、フライパンで焼きあげる。野うさぎ料理としてはシンプルな料理だが、なかなか好評だった

露店の焼き串よりも臭みもなく美味しい一品だった

野うさぎの革も加工し、道具屋へ販売していた


ノノとココは『ひよこ亭』で仕事し

クラシスとリズは商業者ギルドへ解体を修得しに

リウは薬草採取と野うさぎを討伐しに森や草原へ向かっていた


4人が新たなスキルを修得するまではリウは1人で行動していた


アイテムボックスには薬草が600個以上、解体前の野うさぎが30匹以上保管していた

森への活動が難しくなるまでは薬草も野うさぎも集める気でいた



もっとも冬の間に外で薬草採取や野うさぎを狩る冒険者はいなかったので、冒険者ギルドではリウの働きぶりは噂になっていたのをリウは知らなかった・・・


その噂を知るのは、雪が積もり外出が困難になり、ポーションをギルドへ納品している時にだった

『アイギス』個人のスキル修得で行動中

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