表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
313/354

4-313『紋章学』とか

短めです。

『紋章学』とは魔法という概念を根本から変える技術だった

魔力があっても魔法を使えない者達が魔法を使えるように

最初はそんな考えのもと考え出されたのが『紋章学』だった

刻まれた紋章の中に魔法という奇跡を込める


そして、紋章を刻む時に込める膨大な魔力が必要な為に

世間的に次第に廃れていった技術であった


リウ達が修得した『紋章学』はエルフの技術も相まって

世間的に普及している『紋章学』とは違った技術と知識の塊だった


また、紋章を刻印する専用魔法もあった

その名は『刻印魔法』・・・刻印する為だけのエルフの長老から教えてもらった魔法

ダンジョン内に魔石と『紋章学』とで結界を作り上げた時も『刻印魔法』を使用していた


リウが魔石に刻んだ『聖盾』は『イージス』の魔法効果を紋章にし

『刻印魔法』で魔石に刻印する時には『イージス』を唱える時と同様の魔力を込めるのだった

『アイシス』に搭載する際には『聖盾』用に魔力を込める魔石も複数用意した


「『聖盾』と魔力貯蔵用の魔石5個は『アインス』に使うからね」


リウは作業中ずっとそばにいた『アインス』を撫でながら話しかける


「『アインス』の身体強化はリン達のゴーレムの後に強化するからね」


『アインス』は嬉しそうにリウに身体を擦りつける

リウも嬉しそうに『アインス』を抱きしめ「『アインス』は可愛いのぉ~」と話しかけるのだった


この日のリウは作業部屋で『アインス』を抱きしめながら寝落ちし

『アインス』はリウが風邪を引かない様に部屋を暖めるのだった

夜中にクラシスがリウに毛布をかけてくれた

リウが目を覚まさなかったのでクラシスは『アインス』に話しかける


「気持ちよさそうに寝てるからさ、リウの事よろしくね」


クラシスは火を灯した簡易コンロを置き、『アインス』を撫でるのだった

撫でながら魔力を注ぎリウと『アインス』に『火属性』の魔力を纏うのだった


「これで寒くならないはず、私は戻るから後はお願いね」


『アインス』はコクコクと頷きリウに身体を寄せるのだった


クラシスは手をにぱにぱ振りながら寝室に戻るのだった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ