0-3ギルドカード完成からの
突き当りをまっすぐ行けばギルドに着くはずだけど・・・
たしか「盾と剣のエンブレム」が目印?
扉にデガデガと書かれてるわ。
杖とスコップをリュックに結んでおちないようにしてっと
しかし、まんまモン○ンっぽい建物って入ったらカウンターがあったりするのかな
そ~っと扉を開けて・・・、カウンターあるし、受付嬢おるし
「すいません、ギルドに入りたいんですが」
小柄な銀髪少女が営業スマイルで
「はい、こちらで手続きできますよ。冒険者ギルドはクエストという討伐・護衛・採取など多種多様なクエストの斡旋所となっております。ギルドカード=身分証はS/A/B/C/D/E/F/Gとラングがあり初心者のGランク、一流のSランクと格付け存在します。身の丈にあったクエストをお願いします」
やっぱギルドにはランクがあったか、ハローワークっぽいな
「はい、よろしくお願いします。所持金も使い切ってしまってギルドでクエストしないとご飯も食べられないんですよ」
「それでは早速ギルドカードの製作に移りますね。まずはこちらの水晶に手を置いてください、簡易ステータスとLvなどをカードに転移しクエストを行ううえでの目安にしてください」
ソフトボール台の半透明な水晶に右手を乗せ・・・、おっ光った。しかし、ステータスっていってたけど自分でも見れるのかな?
「では、ステータスとLvをカードに転移します。それではお名前を教えてください」
「名前は「リウ」です」
本当の名前の簡易な感じで良いだろ・・・ゲームでも使用してたし、漢字が通用してるかも未確認だしね
「リウさんと・・・、では、完了まで5分くらいかかりますのでギルドカードの説明を行います。カードは身分証としてはもちろん使えます、表面にランクと名前が裏面にはステータスとスキルが表示してますが普通は隠していますので非表示でお願いします」
「ステータスとスキルについてですけど・・・、自分は今まで確認もしていなかったのではじめて自分のステータスとスキルをみるのですが・・・」
「今まで無かったのですか?」
「はい、田舎では畑仕事やらであまり必要なかったもので」
「では、ステータスっと心の中で思ってください。ステータス・スキルを確認することができます」
「初ステータスは・・・・」
数値が高いのか低いのかはわからないな、スキルに関してもさっぱりわからんし。スキルも何個かはあるみたいだけど調べないとわからんな
受付嬢の手元の機材から「チーン」という音がしたと思ったら、目新しいカードが出てきた。
「では、カードが出来ましたのでお渡ししますね。討伐クエスト時には倒した魔物・野生動物などの討伐数も記憶しますのでクエスト完了時にはギルドカードを忘れずにお願いします」
っと、新しいギルドカードをまじまじと見つつ。裏面のステータス・スキルを非表示にしてっと
「はい、ありがとうございました。詰め所に仮申請の身分証返却してきます」
「冒険者ギルド加入ありがとうございました、何かありましたら、また、おいでください」
「大丈夫です、すぐ戻ってきます。いってきます」
何か言いたげ受付嬢をよそに急いで戻って返却せねば。
詰め所にて「すいませーん、身分証返しにきました」っというと中から
「あー、さっきのー。ギルドで身分証作ってきたかい?」
「はい、おかげさまで身分証できました。こちらを・・」
さっきお借りした仮申請の身分証を渡し
「そういえば名前を言ってませんでした、「リウ」いいます。しばらくこの街にお世話になりますのでよろしくお願いします」
「そうか俺は「ライキス」だ、こちら門番をしているので街の出入りの時にはよろしくな」
「はい、ありがとうございました。ギルドに戻って今日の寝床の相談に行きますので・・」
「寝床?宿のことかい??」
「宿というか、恥ずかしい話ここまでの旅で所持金が無くなってしまい・・・。初クエストを完了するまでの寝床の相談にと思いまして」
「なるほどギルドの休憩室でも空きがあれば宿泊くらいはできるだろう」
「良かった~、街の中で野宿はしたくなかったのでギルドに相談してきます」
「おう、がんばれよ」
「はい!!」
さぁ、ご飯は諦めた。まずは寝る。ギルドに戻って相談しよ。
それでもダメなら教会で一泊だな。
主人公の名前は「リウ」
門番さんは「ライキス」
受付嬢は「・・・」
名前を考えるのは大変さ