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器用貧乏な漂流者  作者: 與吉
126/354

1-126村の討伐は終わり、次に進むとか

村での生活2日目、リウ達は村ギルドの討伐クエストを2チームで攻略していた

今日はリウ・ジャンヌ・シルキー・ミルキーで組み、クラシス・リズ・ノノ・ココで組んでいた

昨日のシルキーとミルキーのMP枯渇が気がかりで、クラシスにお願いし、2人と一緒に大猪討伐に向かうのだった


朝ご飯後、西と東に別れ大猪討伐を行うのだった


「それじゃ、今日はクラシス達は西へ、僕達は東へ向かおう~」


「「「了解~」」」


「メインは大猪でい山犬も発見次第討伐ね~」


「山犬はいないんじゃないの?」


「どうだろう、群れで移動してるし、数は減ってると思うけど、全滅はしてないんじゃ?」


「なら、大猪と山犬は見つけ次第討伐でお願いね」


「それと薬草採取場所を見かけたんだけど・・・どうする?」


「それなら回復系薬草なら採取してもらっていいかな?」


「了解、それじゃ、大猪と山犬の反応を感じれなくなったら、薬草採取するよ」


「僕達も大猪と山犬がいなくなったら、薬草採取するからさ~」


そう言って『アイギス』は村を出て、大猪や山犬を探す為に駆けだす


「身体強化」と「速度強化」を唱え、魔力を纏い、リウ達は東へ移動する

MAPを展開し、村周囲に赤マーカーに向かう

村の畑の1km付近に赤マーカーの反応がある

リウはジャンヌに大猪の反応のある方向を指さす

ジャンヌは大猪に近づくにつれ、大猪の反応を感じるようになる

シルキーとミルキーは大猪に500m近付いて反応を知る

500m離れた位置から大猪の存在を知る事が出来れば、不意打ちに対応できるので、初心者冒険者としては優秀である


リウ達は500mの距離で大猪を『ボルト』で撃つ事にする、風下に狙撃位置を決め、シルキーとミルキーの2人に大猪の討伐をお願いする

一応、倒し損ねるのと防ぐために、ジャンヌも『ボルト』をいつでも撃てるように構える


「それじゃ、2人とも合図するから・・・3.2.1.0撃て!!」


「「ドドッ!!」」


2人の撃った『ボルト』は大猪の頭部に命中し、大猪は動かなくなった・・・

リウは大猪を仕留めたのを確認後アイテムボックスに保管した

ジャンヌは大猪を倒し終え、血の匂いで山犬が寄ってくるかを警戒し、周囲の警戒をしていた

シルキーとミルキーは久しぶりの大猪討伐に、一撃で倒して事で自身の魔力向上を実感し、日々の修練の大事さを思い知る事になる

リウは倒した事にほうけている2人の頭を撫で


「2人ともお疲れ様~」


と、労いの言葉をかける

2人は嬉しそうにニコニコしていたが、一撃で致命傷を与えた事に驚き

今以上に魔法の修練に励む事になる


その後リウ達は3匹の大猪を討伐し、昼ご飯をする事になる

この日の昼ご飯は、昨日アライズ達3人が調理荷台で調理した海鮮スープに焼鳥と焼串に焼きたてのパンだった


リウは土壁で周りを囲い、テーブルとイスを作成し、テーブルに料理を並べる

海鮮スープと焼きたてパンを各自に配り、焼串と焼鳥を大皿にのせる

リウ達は海鮮スープを一口飲み、みんなニコニコしながら食事を進める


「やっぱアライズの海鮮スープは美味しいなぁ~」


「そのうち海鮮物が食べれる街へ行きたいね」


「アイテムボックス内の魚も無限にあるわけじゃないしね」


「この辺の海の幸はなんだろう?」


「海沿いを進むから楽しみは後にとっておきましょ」


リウ達は食事をし、討伐で消耗した身体を休める為に、ゆっくり昼寝をするのだった・・・

どういうわけかリウの腕枕で、右腕にはシルキーとミルキーが、左腕にはジャンヌが、両腕に3人が枕がわりに昼寝をし、リウは両腕が痺れだし昼寝を出来ずに過ごすのだった・・・


午後からはMAPで確認しても、山犬も大猪も反応が無く、薬草採取をして、この日の討伐を終える事になる

リウ達は大猪3匹に、回復系薬草90個採取し、村へ戻る事になる


リウ達は大猪と薬草をギルドに納品する事無く、ココとリズのアイテムボックスに保管する事になる、薬草はポーションに、大猪は食材として調理し、これからの食事が楽しみでしょうがない


リウ達が荷馬車に戻り、装備を外し、ジャンヌ達と生活魔法で綺麗にする

調理荷台で調理していたアライズ達に、大猪を討伐しアイテムボックスに保管している事を伝える、大猪3匹は多すぎるという事で、ギルドへ2匹納品するように言われる、リウは1人でギルドへ赴き納品する

ギルドは大猪を解体場へ運び、すぐさま大猪を解体し、村の肉屋へ卸すのだった、リウは肉屋で猪肉を人数分購入し、荷馬車へと戻るのだった


荷馬車へ戻ると、クラシス達が装備を外し、コンロ焚火の前で紅茶を飲んでいた


「クラシス達も戻ってきたんだね~」


「リウのおかえり~」


「こっちは大猪3匹だったけど、クラシス達は何匹討伐したの?」


「大猪は2匹で回復系薬草は130個採取よ」


「それなら今日は大猪は計3匹の回復系薬草は220個か~大量大量」


「大猪2匹ギルドへ納品したらしいけど?」


「うん、納品して、すぐにギルドから肉屋へ卸したみたいで、肉屋で猪肉買ってきたよ、今はアイテムボックスに保管してるから、明日アライズに渡して調理してもらおう」


リウはコンロ焚火の前のイスに座り、紅茶を一口飲み、MAPを展開し、村の周囲に山犬や大猪の反応が無い事を知る


「それと村の周囲に山犬などの反応が無くなったので、明日1日休日にし、2日後に村を出ていこうと思うんだけど・・・」


「それなら村の周囲の薬草採取をしていい?」


「んー、あんまり無理はしないでね」


「大丈夫~、村から離れない場所で採取するし、ココとジャンヌも一緒だよ」


そう言うとココとジャンヌは頷き、「無理しませんから・・」と

リウは3人で薬草採取するなら大丈夫と思い


「それなら回復系薬草を60個お願いしても良いかな?」


「任せて~」


明日の『アイギス』は今日かをするつもりだったが

ノノ達3人は薬草採取をするつもりだし、他のメンバーはポーション作成や、料理をしたり、次の長旅に備えるつもりでいた



村の討伐を終え、次の日は休日にし、その後村を出る

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