0-1始まりは森の中
「やばい、ここどこだ・・。」
記憶を思い起こしてもオカシイ・・・
仕事で疲れて、風呂上りに発泡酒飲みながらネットでニュースチェックしてて・・・
あれ?寝落ちしててもコタツで寝てるはずなんだが??
それにどう考えても冬の気温じゃないよな。
雪はないし、草も生い茂ってるし
春もしくは夏の気候なのか??
しかし、この服は部屋着のジャージだし
どういうわけか足元にはキャンプ用に購入した黒いリュック?
少しだけ素材とデザインがカスタマイズしてる気がするけど
まぁ、いいか。中身はまんま旅行用にでも行くようなないようだったしな。
気にしたら負けな気もするし
「よし、森の中は危険すぎる。暗くなる前に人里近くにいかねば死ねる気がする」
リュックを背負い、右手にキャンプ仕様の折りたたみスコップを持ち
左手には掴める太さの小ぶりの木を加工した杖を持ち歩き始める。
「MAPでもあればいいんだけどな、どっちに向かえばいいやら」
MAP・MAPと考えてると視界の右側に半透明のディスプレイっぽいMAPが見えるんだけど?
MAPは半透明で現在地が表示されてるっぽいけど
見る限り森というか木ばかりというか・・・
日が暮れるまで森脱出できるか微妙な気もする
「あれ?この赤いマーカーなんだろ??」
MAPにちらほら見えるけど、赤は危険な気もするから遠回りでも迂回しながら森脱出しよう。
毎日、少しでも書ければ嬉しい。