世界の終わりと新たな始まり
少しでも読んでいただけたら幸いです。よろしければ次回も楽しみにしてくださるとありがたい次第いです。
「ヤガミレン…オマエニハ、ヨウハナイ、キエロ」
そして俺、八神蓮は言葉を理解するより先に暗い闇の底へと落とされた。
2410年になり俺たちは聡明高校に入学した。しかしそんなことはどうでもよく今現在、世界がざわめく事件が各地で起こっている。それは世界各地で学生がおよそ30人ずつ消え、現在1000人近くが行方不明となっていることである。それは日本も例外ではなく僕たちが入学した年にはすでに72人が行方不明になっていた。世界ではもちろん日本でも会議が開かれ行方を探るも分からず混乱している中、俺たち聡明高校では一学期最後の授業を受けようとしていた。
「なぁ知ってるか?また消えたんだってさ」
「またかよ。やば過ぎんだろ」
二人は微笑した。そんな時に俺は言ってしまった。
「も、もしかしたら異世界にでも行ってたりして…」
すごく間が空いてから「えっ、あ、あぁまぁ、確かにね」と
言うと苦笑いした。これはほんとに苦笑いである。
そう俺は未だに友達ゼロでなぜか周りから悪い噂を流されたりするクラスに一人はいる可哀想な人(自称)なのである。
「みんな〜、静かに座ってください。明日から夏休みです。遊んでばかりではなく勉強もしだからしてくださいね。」
「まこちゃん先生は彼氏と遊ぶんですかー?それとももっとすごいことでもしてたりしてぇ」
「ふぇ、そ、そんなことはありません。彼氏なんて…//// 」
俺たちの担任は今年からの新人さんで小さくてあたふたしているのでみんなのおもちゃにされている。いわゆるちょろい先生、略してちょろ先である。
「で、では元気に二学期お会いしましょう。」
「はーぁぁぁぁぁぁあああああ」
みんなが返事を返そうとした時、一瞬強い光に包まれ再び目を開けると…
「⁉︎」
「…なんだこれ…」
みんなが口々に騒ぎ始めたときみんなは悟った。今回の行方不明者は俺たちだと…
そして俺たちの前に突如現れたのは…
最後まで目を通していただきありがとうございます。次回からはもっと深く話が進んでいくのでよろしければ読んでください。