my last trip
掲載日:2016/09/28
私は歩く。
歩けるとは便利だ。
いろんなものを見て、感じて、そして自分の何かしらの糧にできるからだ。
私は歩く。
行きたい所なんて山ほどある。
だけど今までは行こうとはしなかった。
だって、いつかは行けるだろうから。
もちろん、行きたい所が山ほどあれば、一生のうちに行けない所もあるだろう。
でも、いい。今はいい。
行きたい所よりもやりたい事の方がもっとたくさんあるんだから。
恋愛はもちろん、好きな外国語の勉強、買いたい服や化粧品のためのバイト、それからそれから、、
涙が止まらない。。
だって、そうでしょ?
当たり前なんていつまでもあるわけじゃない。いつかなんて遠い未来、絶対あるわけじゃない。
何万分の、何十万分の一がたまたま私になったのだ。
最後に私は歩く。
あるべき場所へ帰るのだ。
でも最後の最後にちょっとだけ寄り道。
ーお父さん、お母さん、ありがとう。産んでくれて育ててくれた恩を親不孝という仇で返すことになっちゃったけど、でも私、幸せでした。
ーまた、いつか、、いやこれはいけないね。
ちゃんとお別れ。。
ーさよなら。
息を引き取った時の私の目元に一滴の涙がこぼれた。




