愛してる 。第2話ーパパなんて大キライ
高校生になった愛菜は「パパぁ~制服買いに行こう」と純に言って、「じゃあ、次の日曜日に買いに行こう」と約束した。次の日曜日、朝から愛菜は純を起こして出掛ける準備をする。純も準備ができ、デパートに着いてすぐに「もう高校生だからお化粧していいよね⁉」と言い、「肌荒れるからダメ」と言う純の話を聞かず化粧品売り場の方へ走って行った。純が「後で見に来よう」と言い、愛菜を制服売り場に連れてく。制服は学校で指定されているのではやく決まったが、リボンの形や色、カーディガンの色や枚数、カバンの色や形、靴の色を決めているうちに意見が合わなくなり、愛菜は「パパなんて大キライ。死んじゃうならパパが死ねばよかったのに」と言い、走ってどこかに行ってしまった。純はショックで立てなくなり、その場に崩れる。愛菜がデパートの片隅で泣いていると「ねぇ、どうしたの⁉」と声が愛菜をつつむ。振り返ると、デパートの若い店長だった。少し話をすると愛菜は泣きやみ「パパに会いたくないな」と言う。店長の夢斗は「お父さんに連絡するなら、ウチに来なよ」と言い、愛菜は夢斗の家に止まらせてもらうことに。帰り道に夢斗は「あのね。さっき泣いてたから言えなかったんだけど、愛菜に一目惚れした」と言い、愛菜は顔を真っ赤にして「私、可愛くないよ」という。「俺と付き合って」と言う夢斗の言葉に恥ずかしそうにうなずく。そして家には帰らず、2人は同棲生活をはじめた。