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アーラと探偵姫のアリバイ証言  作者: 御伽茉罹社
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少年少女 平和を絶つ

裕福な家庭に育った少女がいた。

少女は暖かい両親と優しい歳の離た兄が大好きだった。

ある時祖父と祖母が死んだ。

少女と兄は悲しんだ。

両親は遺産が手に入ると喜んだ。

だが遺産は少女に分配された。でも少女はまだ9歳だった。

少女が16歳になるまで、両親も兄も手が付けられなかった。

その日から少女は両親に暴力を振るわれ始めた。

暴力を止めようとした兄も同じ様に暴力を降るわれた。

ある日両親が兄と少女を置いて買い物に行った。

そして事故に見舞われ二人とも死んでしまった。

兄は喜んだ。漸く2人が死んだと。

でも少女は暴力を振るっても両親が大好きだったのでとても悲しんだ。

次の日から少女は兄と暮らし始めた。

だがいつも食事の時に疑問があった。

なにかおかしな味がするのだ。水も、料理も何もかもだ。

少女はある日兄が料理を作る姿をじっと見つめていた

するとなにか粉を入れている。少女は悟った。あれは毒だと。

その日少女は食事をしなかった。そして決めた。

兄を殺そうと。その日は少女の誕生日前日だった。

真夜中、少女は兄が寝静まったのを確認し兄の自室に入った。その手にロープを持って。

そして少女は兄を殺した。

少女は兄の遺産と両親の残りの遺産を手に入れた。

少女が11歳になったある日顔の整った一人の男が現れた。

その男は少女に自分達の社会に君の様な子が必要だと言って手を出した。

少女は一人が寂しかったので裏社会へと足を踏み入れた。

少女を裏社会へと踏み入れさせた男五十嵐結人は探偵だった為少女も探偵になった。

そして少女は裏社会の輪廻として恐れられ、中立の聖母として愛された。いつの間にか最強になっていた。

だがある日少女は一人の一般人の少年と出逢い裏社会を辞めた。少女が15歳の時だった。

一年後死んだ祖父の莫大な遺産を手にした少女は少年と共に住み裏社会から足を洗った


そして俺が一般人の少年こと西園寺翼が所有する少女、如月愛莉香の過去だ。

別に俺は愛莉香の過去なんてどうでも良くアイツが居てくれればそれでよかったのだ。

そんなことを思っていたのは2年前まで。

俺とあいつが高校3年生になったあの日からあいつはまた裏社会に関わらざるを得なかった。


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