窓の外(未公開作品)
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:(仮)窓の外
▼登場人物
●牧 有栖:女性。26歳。上京して都内のアパートで1人暮らし。
●現場作業員:全員男性。30~40代。一般的なイメージでOKです。
●泥棒:男性。氏名年齢不詳の形で。人影として窓の外に登場。セリフなし。
▼場所設定
●有栖のアパート:アパート前に3メーター道路みたいな未知があり、その道に部屋の窓が面している。だから通りから部屋の中が覗けてしまう。他は一般的なアパートのイメージでOKです。
●街中:必要ならで一般的なイメージでお願いします。
NAは牧 有栖でよろしくお願い致します。
(イントロ+メインシナリオ+解説:ト書き・記号含む=2645字)
イントロ〜
皆さんこんにちは。
皆さんは今実家住みでしょうか?
それともアパート住み?
一人暮らしを始めるといろんな事が起きるもの。
今回は都内に上京して一人暮らしを始めた
ある女性にまつわる意味怖エピソード。
メインシナリオ〜
私の名前は牧 有栖。
今年地方から都内に上京し、一人暮らしの上
独身OL生活を謳歌していた。
私が今住んでいるこのアパートは
敷金礼金がかなり安く、内装もなかなか良かったので
掘り出し物感覚で居住を決めた。
でも1つだけちょっと不満だったのは
立地が良くなかった事。
窓の外がすぐ道路に面しており、
通行人に部屋の中が覗かれ易い。
有栖「ふう。他は良いんだけど、これだけはどうもねぇ…」
女性が1人暮らしを送る上、立地環境のあり方と言うのは
かなり重要ポイントだ。
でも親の反対をちょっと押し切って出てきた私でもあったから
経済的に親に頼る事もできない上
出来るだけ安いアパートを見つけるのが鉄則だった。
有栖「まぁ仕方がないか♪慣れたらどうって事ないと思うし、住めば都って言うもんね」
てな感じで結果オーライを目指し、
それが理由でこれまで特に
生活に困ると言う事もなかったので
とりあえず良しとしていた。
ト書き〈工事〉
それから数日後。
会社帰りに見かけた看板。
有栖「えっ?この道、工事するんだ」
なんと家の前のあの道路が工事する事になっていた。
立て看板がその道に入る手前に建てられており、
そこには「ご迷惑をおかけしております」…
「工事中ご協力をお願いいたします」…
と書いてあり、その下に「9:00〜17:00」とあった。
有栖「え〜マジでぇ〜」
仕方がない。
その日、私は表通りから帰らず裏通りを通って部屋に戻る。
まぁこのアパートには裏通りから
ちゃんと帰れる道もあったからよかったけど、
せめてアパートの住人には表通りから帰れる細い道でも
歩道感覚で作っといて欲しかった!
そんなちょっと我儘な事もブツクサ言いながら
それでも「そのうち工事なんて終わるだろう」
として、持ち前の楽観主義で乗り切っていく。
工事が終わればその道は囲いがしてあり、
やはり通れなかった。
(別日)
ただ敵わないのは工事の音だ。
有栖「う〜!うるっさいなぁ〜!」
仕事が休みの日に部屋なんかに居たりすると
ゴゴゴゴゴ!!というあの特有の音が家じゅうに鳴り響き、
とてもじゃないが休めたもんじゃない。
そんな時は部屋を出て近くのコンビニへ行ったり
喫茶店に行ったり図書館に行ったりし、
とりあえず時間を潰してまた部屋に戻る…
という生活を繰り返していく。
有栖「まったく!いつまでこんなこと繰り返しゃイイのよ!」
まぁ今回の工事は簡単なものだったらしく
そんなに期間も要さない事から
「その間だけ我慢するしかないか」
みたいな感じになってしまう。
有栖「市民の生活、もうちょっと考えてよね!」
そんなこんなでまた数日が過ぎていった。
ト書き〈人が歩く〉
私はこう見えて漫画が好きで、仕事から帰った後や
休みの日なんかはベッドに寝転びながら漫画を読みふけり、
良い時間になったらご飯食べてお風呂に入って寝る、
みたいな生活を繰り返していた。
そんな時、窓の外がやっぱり少し気になっちゃう。
工事現場の作業員達が
窓の外をうろちょろウロチョロするのだ。
まぁ特に部屋の中を覗いてるって事もないし
とりわけ目立って気にする事もなかったのだが、
やっぱり女の1人住まいとなると
そうした事でもちょっと敬遠し、
出来れば窓の外にベニア板でも置いときたい…
みたいな気持ちにはなってしまうもの。
ト書き〈オチ〉
そしてまた数日後。
有栖「はぁ〜疲れたなぁ〜、あっつい!」
3月だったがこの日は結構暑く、
外から帰ってきた私は窓を開け、
部屋の空気の入れ替えも兼ねて
ちょっと涼もうとした。
そしていつものようにベッドに体を投げて漫画を読む。
まぁ今日も工事はやってるが、最近少し慣れてきたのもあり
歩く人や音も余り気にならなくなっていた。
有栖「まぁ慣れるもんよね」
している内にウトウトしてきて眠りについた。
(目覚め)
ふっと目覚めると少し肌寒く、
私は体を起こして暖房をつけた。
窓の外はまだ人が歩いてた。
有栖「でも家って有難いわよね。こうしてるだけで段々あったまってくるんだし♪」
ふと時計を見ると夜の7時半。
有栖「あ〜でも眠たいなぁ…」
暖房をつけて暫くすると部屋があったまってきて
私はまた睡魔に襲われウトウト…
解説〜
冬なんかの寒い外から部屋の中に帰ってきて
ほっと温まると、なんだか心も解きほぐされて、
ついついウトウトしちゃうもんですよね。
2月や3月といっても、ちょっとあったかい日もあれば
寒い日もあり、その日によって
過ごし方も変わってくると思います。
有栖が住んでるアパートの前の道は工事をしていました。
その立地から、窓の外を歩く人の姿も
部屋の中から覗けてしまいます。
これを始め気にしていた有栖でしたが
そのうち慣れてきて、現場作業員が窓の外を歩いていても
ほとんど気にならなくなっていました。
でもおかしなところが2つありましたよね。
1つは時間帯。もう1つは窓。
工事の立て看板には「9:00〜17:00」と書いてありました。
これは文字通り工事をする時間帯の事で、
夕方5時には工事が終わる事を意味します。
しかし有栖が帰ってきてからベッドで眠り、
起きたその時間帯は夜の7時半。
その起きた時に有栖は窓の外に人影を見ましたよね。
5時に工事が終わる筈のその道に、
人が入ってきている筈がありません。
現場は囲いがしてあり入れなくなっていました。
そして窓。
その日は暑かったので窓を開け、
部屋の空気の入れ替えをしながら涼んでいた有栖。
でも起きた時、その窓を閉める場面はありませんでした。
暖房をつけるなら窓を閉めるのは当たり前。
そう、開けていた筈の窓が
いつの間にか閉まっていたという事。
これに気づかず有栖はただ暖房をつけていました。
普通に考えて、現場作業員が窓を閉めるなんてありませんよね。
と言う事はそれ以外の人が窓を閉めたという事。
そこで気になるのがあの人影です。
実はその人は泥棒で、部屋に入ろうとした時
有栖がふいに目覚めたので、出直そうとした勢いで
思わず窓を閉めていたわけです。
有栖は有栖でいつも現場作業員の姿を
その窓の外に見ていたのもあり、
時間帯を見落とす形で…
「また作業員が歩いてるんだろう」
てな感覚でそれを問題にしませんでした。
そしてまた眠ってしまいます。
本格的に眠ってしまえば今度こそ泥棒は…
この事にもし気づいたら有栖は、
猛烈な恐怖に襲われて飛び起きた事でしょう。
いや、早く気づかなきゃいけないのですが。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬




