表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

第5話、

 「エクス、リクスメイルはよしとして、ヴァルリクスから使者とは片腹痛い」

 使者は闇エルフの武官。

 「闇エルフの武官が使者とはね、シン王国と仲も悪いし、所謂の火事場泥棒かしら?」 

 「ヴァルリクスは邪悪漂う魔境を平定した正統性のある国家です」

 「なるほどね、正統性か、国境に砦を40、基地を10、軍団が3個、シン王国の国境に軍団が一個、国境警備隊位しかない、約2倍よね、普通に考えれば、電撃侵攻作戦手前よね?」

 「ヴァルリクスは時代を意識した内政の都合から左遷の形に配属した懲罰です」

 「なるほど、じゃあ魔族が飛び出たとは?」

 「ヴァルリクスは平等と自由を重んじ、この治世を築いてます。魔族だからと差別はしません」

 「なるほど、魔法戦力にネクロマンサーが500、死霊魔法は禁忌よね、どうしてアンデッドを飼ってるのかしら?」

 本題は避ける双方。

 ヴァルリクスは対外的に主張、この厄介になる空気が蔓延する。

 シン王国は攻める建前がない、ヴァルリクスは怪しい、しかし建前がない。

 「三大騎士団は交戦は避けつつ偵察」

 この形に偵察中。

 「面会希望の武人って何よ?」

 「東洋の侍です」

 「なるほど、面会しようじゃないの」

 この面会、東洋の侍を武官として雇用、国境警備隊に近い機動隊と名前は付けられた。

 この形に国境近い村や、町は交戦は避けつつ偵察中はわかるも、排除を陳情した。

 大会の最強決定戦、この侍達も上がる。

 ゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器の第三期生産開始となる。

 旧式はリクスメイルに輸出。

 季節は秋の収穫祭となる。

 一年の収穫を祝う祭り、この女王のシンは1日の祭りに参加、護衛部隊は近衛兵の4名。

 「祝う祭りではあるも、東方西走というか」

 シン王国は大国、鉄道を中心とした富国強兵の工業国家、侍達は司法大臣の指揮下に入り、主な国境近い村や、町の治安維持と様々な支援。

 攻める建前がないヴァルリクス問題、また闇エルフの国と繋がり、強かな一面も見せる。

 戦う以上は強いシン、また指揮下に入る最強クラスも存在し、様々に言われた大国の女王。

 秋の収穫祭の後、冬に備える毎回。

 「エクス、リクスメイルに輸出、また輸入も多いし、まあマシかな」

 貿易黒字が外交問題にならない努力も多い。

 方面軍は闇エルフ国家方面軍、ヴァルリクス方面軍、リクスメイル方面軍、エクス方面軍、巨人国方面軍と整う。

 「ふむ、ヴァルリクスは闇エルフ国家と繋がり、虎視眈々と狙うわけで、わからんも、備えはいる、超弩級ゴーレム製造を急ぐか」

 ゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器シリーズは順調に発展、シン王国の主な輸出製品となる。

 軍の元帥はシンが兼ねる、また指揮下の軍に主な討伐をこなさせる。

 「ふむ、魔獣討伐は進み、魔族に近い魔獣すら討伐、ヴァルリクスの駒は」

 この他にシンは最古のハイエルフの女王、歴史の関係で創成期より、第七期の今も生きる古いエルフの女王。

 「考えても始まらんな、さて」

 ヴァルリクスは怪しい、しかし建前がない、この為にシン王国は静観。

 地図上の駒を置く、この歴史からとある来訪者が来る。

 「面会希望のプレイヤーか、まあいい、面会しよう」

 面会を許可する。

 長身の吟遊詩人みたいな男性、種族は人間に見える。

 「大陸西方シン王国女王シン、古いエルフの王族をしている、で誰だ?」

 「プレイヤーの一人、ハイエンシェントハイエルフロード、最も古きハイエルフ、全てのエルフの始祖、歴史の関係で創成期より、第七期の今も生きる原始の王族、よくまあ生きてるもんだ」

 「やる気あるかおまえ?」

 「プレイヤーのセノって吟遊詩人だ」

 「セノね、でこの世界に生きてるプレイヤーが用か?」

 「フレンド登録したい」

 「フレンド登録ね、まあいい」

 フレンド登録の申請、セノははいを押す。

 「フレンド登録は完了したが、我が国はヴァルリクス、闇エルフ国家、巨人国に挟まれた国土、商業国家エクス、同じエルフの国のリクスメイル、この地政学的な立場にいる」

 「なるほど、政治家って奴か」

 「そうなるな、セノ、流浪の身と見える、国は持たぬのか?」

 「一人で十分だ」

 「そうか、ならいいのだが」

 「プレイヤーが国か、なんで政治家をしてる、自由に生きれるだろ?」

 「贅沢三昧の暮らしは民の血税にできている、王族の一人が国より自由を選ぶのは、いささか理解に苦しむ、もちろんそれを強要する気はない、だが国を治めるとはよいものだ」

 セノは帰る、このシンの意見は民を持つ身の形、性欲に権力を乱用する王族も珍しくはない、民の血税とは珍しい意見であり、王族や、貴族の理不尽は尽きない普通である。

 「流離いのセノか、ハイエンシェントハイエルフロードとは長い名前で、民が聞いたら何て言うやら」

 最も古きエルフの王族、レベルはカンスト、ステータスも最大値、装備品は女官達と闘争中に身に付けてない。

 シンは称号に珍しいものはなく、ゲーム中も目立つ程もなく、地味で大人しいバトル大好きなゲーマーに過ぎなかった。

 シンの称号は日の沈まない君主、効果は国全体に攻撃力、防御力のボーナスを与える。

 西方のシン王国は三か国に挟まれた国土と繋がる隣国の2か国と同盟を強化してる。

 「贅沢三昧の暮らしだしな、民に恩返しせんとな、罰があたる」

 長い時間の君主歴、この海に面したシン王国は塩が取れる、割りと塩が取れない内陸の国々には貴重品に扱われたりする塩。

 「贅沢三昧の暮らし、では最高の飯と、究極の飯を大会で」

 料理対決の大会、優勝した料理人に金メダルと金一封。

 またファッション大会、優勝したコーディネートに金メダルと金一封。

 やたらと大会を開くシン、だが国の中心に大会は良い一面が多く、やたらと私欲に走るよりはマシ。

 「流石に予算が厳しくなったな」

 文化的に発展したシン王国、大会は民を潤した。

 「宰相さん、冬は節約よ」

 「使いましたね」

 「冬の節約家の大会を開くわ、貴重な知恵よ」

 大会、節約家の大会、この料理部門に金メダルと金一封だった主婦の献立はシンが国のレシピに採用して普及した料理。

 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ