第4話、長い話
邪悪漂う魔境に興った新興国ヴァルリクス、時期は違うも、長い眠りから目覚めたシン王国女王シンがハニーの土征服、商業国家エクスと通商同盟を締結、隣国リクスメイルに援軍を約束、鉄道を中心とした富国強兵を推し進める。
シン王国の三大騎士団、この処女限定の一角獣騎士団、また女性限定の天馬騎士団、新入りの竜騎士団が並ぶ。
シンは陸軍、海軍を整える、短期間に強固な軍事国家を築いた。
鉄道は産業革命を与えた。
「最強決定戦の一位が竜騎士団団長、二位がエルフ最強、三位が人間最強、四位が獣人最強、五位がドワーフ最強ね、なるほど」
この為に大国と化す、このハニーの土北方にある闇エルフの国家に鉄道と基地を建設。
またシン王国が隣接する巨人の国に鉄道と基地を防御に追加。
「なんか兵器とかないの?」
「そうですね、カタパルト、バリスタ、他にゴーレム、ガーゴイルとか」
「そうね、ゴーレム、ガーゴイルをシン王国で開発、研究、生産するわ」
この決定、またシンは魔法生物を開発、研究、生産を開始。
ハイエルフは不老、エルフは700年位に寿命、人間は60年位、他も似たり寄ったりの短命。
「光の神々の神殿を追加するわ」
この形に国内は好景気、エクス、リクスメイルも好景気。
シンは赤字国債を発行、国内再開発に投入。
「マシね」
「幸いです。昔は武器に戦うが多かったと聞きます」
「流石に美味しい食事に、美味しい飲み物、最高級の服に、装飾品、豪華絢爛な生活、民にお礼を返さないと」
この他に最強決定戦の大会に知られた最強クラスの強者達、またシンは大会に最強決定戦をするので、大会にでる為に鍛えるも多い。
「ゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器の初期生産は?」
「可能です。ただ性能が悪く」
「問題なし、国境警備隊に配備」
配備の決定、この為に魔法技術も高まる。
「大学、小学校、中学校、高校を作るわ」
教育を整える。
「医療、介護、福祉の予算案もつけないとね」
この為に大国から学んだ自治区側も多い。
「そうね、ゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器の最強決定戦をするわ」
三兵器の最強決定戦、この優勝したゴーレムは次期主力が決定した。
オリンピックを開くシン、この競技にゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器も参加。
記録は世界一の金メダル、世界二位の銀メダル、世界三位の銅メダルを与えた。
華々しい大会の後、再利用計画も進む。
また闘技場を建設、常に強者を招いた。
他に音楽祭、舞踏祭を開催。
最も売れた一位に金一封、また最高クラスの金メダルを与えた。
また鉄道で最速決定戦を開催。
蒸気船も追加。
時期は進み、ヴァルリクスを竜騎士団に偵察、この軍事国家のヴァルリクスと、大国のシン王国は西方の火種。
また女官達と闘争したシン、着飾るが苦手なシンは簡素な衣類を好んだ。
「なるほどね、竜騎士団に偵察したら、妨害に魔族が飛び出た、へー」
「殺りますか?」
「ちょっとあれね、竜騎士団に威力偵察を頼める、できるなら魔法戦力がでるくらいに」
竜騎士団の威力偵察、また支援に天馬騎士団、この形に魔法戦力を炙り出す。
「あー、魔法戦力いたか、なるほどね、虎視眈々としてたわけか、ふむ、あれね、エクス、リクスメイルに伝えたら早いわね」
この外交、この警戒心ははね上がる。
「決戦兵器を作るわ」
超弩級ゴーレム製造開始。
昔は武器を持って戦う君主のスタイルだったも、今は政治と外交と指揮。
「最強クラスの強化ね」
最強クラスの序列から武具を与える。
またシンは火炎放射器を兵に支給。
様々に強化したシン王国陸軍、海軍、三大騎士団、騎兵団、魔法騎兵団。
劣悪なゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器の質に不満が高まる。
大学は改良を重ね、テストを重ね、質を整える。
「ゴーレム、ガーゴイル、魔法生物兵器の第二期生産ね」
新型の配備、改善した質。
初期型の回収、劣悪な性能と不満が続出、第二期生産は改善した質、この初期型はエクスに輸出された。
連弩を生産、自治区側の守備隊に配備。
騎兵団にランスを支給、チャージを訓練。
質が上がったシン王国、自治区側、また自治区側は火炎放射器を要望、予算案の都合から却下した。
また剣、槍、斧、弓、弩に最強決定戦を開催。
優勝した側に流派の開祖を与えた。
武官達は成長、またヴァルリクス問題の会議、外交、厄介者の魔族集団を抱えたヴァルリクスは西方の火種でしかない。