丸く収めよ
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:丸く収めよ
(1人部屋で)
「よし、できた。これを世に広めれば、きっと、…いや必ずこの世の中の常識は覆る!」
人の革命とも言うべきプロジェクトを
俺は作り上げた。
憲法にも似ており法律にも似ており
少し時代を遡れば
坂本龍馬が船の中で作った
あの船中八策に似ている。
そのプロジェクトを
大々的に広めるための
ツールも俺は用意し、
自分のパソコンからSNSやブログ、
またYouTube等を通し、
巷の地域、
そしてやがては世界へ
この情報を広めようとした。
政治に関すること、
商法に関すること、
人間関係に関すること、
アダルト関係に関すること、
従来の道徳に関すること、
そして人間力を引き出すための
秘策のようなもの…
それを隈なく読んでもらえば
必ずわかる。
幼稚園児にも分かるように
書いたつもりだ。
今の世の中は絶対におかしい。
おかしいと言うより
不規則に曲がっており、
人間が人間力を
高められないような絶対の壁があり、
自由奔放に生きていると思える
そのフィールドは
その権力下にある設定された広場
仕組まれた広場
その広場に設けられた、
上の者が
「ここまでは許す」
としたその範囲の中だけで
遊んで居るようなもの。
この権力による設定範囲、
仕組まれた生活範囲と自由、
ある特定の者たちのためだけに
作られた法律・憲法を
打破するものが革命であり、
この革命の成功率は非常に低く、
これまで
歴史に見てきた革命の成功は、
その時代を管理していた権力の
わずかな隙をついて成したもの。
今の時代にそれが通用するか?
それは確かに甚だ疑問だったが
人間としてやるしか無い…
とした個性の思いのもとに
俺は今回
自分の生活を賭して
これを成し遂げようとして居た。
すると不意に
俺の携帯に着信が入る。
びくっとした。
「なんで?…これ、さっき買ったばかりなのに…」
機種を新しくして電話番号も変え、
電話帳には誰も登録しておらず
自分の番号を誰にも知らせてないのに…
「…なるほど、前のオーナーか。間違えて掛かってきたとか」
他にも理由は様々に考えられるが
その時はなにぶん自分の仕事に
打ち込んでいたのもあって、
集中力がそちらに行き、
他の事を考えない自分になって居た。
これがあとから考えれば
連日してやってくるマンネリ化の罠?
ふとしたところに
落とし穴を作る権力者の顔が、
この時をもって知らしめられた。
2度は無視したが、3度目に出た俺は
思わぬ言葉を聞かされた。
権力者「面白いものは創るな。それは必要ない。我々にとって必要なものは既にここにある。君がわざわざそれを補足する様に創る必要は無いのだ」
「…は?」
権力者「君を、闇の空間へ逮捕する。もう逮捕する者は君の部屋の外に居る。君は黙ってそれに従い、この後の我々のフィールドで共存を望むのだ。それが現代人の生きる道である」
(闇の監獄)
「クソぉぉぉぉ!!出せえ!ここから出せええ!!」
こう叫ぶ者が
俺の他にも
何十人、何百人、何千人、何万人…
と居たかもしれない。
権力にやられるとはこう言う事なのか…
誰にも知られず、日常のふりをして、
何事も無かったかの様にして
また今日から明日…未来が繰り返される
句読点の無い現実。
どこまで続いているか
どこまで続くか分からないこの現実。
現代の権力は、
こう言う事にだけは長けて居るのか?
感性・感覚・主義主張…
独創力・想像力・空想力…
人間力は地に伏す程に衰え低迷し、
もう無くなって居るかの様に
見えたはずなのに…
こう言う事にだけは長けて居るのか…
俺の理想と世間の理想が食い違って居た。
(日常)
「よし、できた。…まぁこれはここに置いて、俺の宝物としてパソコンの中に保存し、誰の目に触れなくても良い、100年後、例えば誰かが見つけてくれたらそれで良いかも…」
としてコーヒーを飲み、
母が作ってくれたタマゴサンドを1つ食べ、
軽く伸びをして椅子を立つ。
不意に友達から電話が入り、
「ああ久しぶり♪…うん、わかった。じゃあ今度遊ぼう」
なんて普段の会話をし、
電話を切ってまた椅子を立ち、
日課のウォーキング。
そして日常へ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=Pjcm_2LwGlg
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬