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⑶『コントロールオブセンシティブ』
⑶『コントロールオブセンシティブ』
㈠
センシティブに、物事を理解することは、途轍もなく重要であると言えば、重要である。我々は、もはやどの地平に行ったって、傷付くだろう。我々の我々による、我々のための我々。我々は、常に我々が傷付かない様に、生きてみなければなるまい。
㈡
そう言う、現実と理想の、齟齬の中から、小説は生じるのであって、まさに、小説を書くことによって、コントロールオブセンシティブの域に、達さねばならないのだろうから、これは、一種のマインドコントロールから抜けだすために、自分で自分を管理するという方法論を取りたいのである。
㈢
そうすれば、世界の平和も、簡単に行えるのではないか、と言う風に、センシティブな精神が、落ち着きを増すのである。コントロールすべきは、他者ではなく、自己なのであって、自己のコントロールを、自己以外の誰にも委ねたくないのである。