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シマリスと桜

作者: まえとら

わたしたちの家族が引っ越してきた家の前には小さな公園がありました。ドングリや栗や柿の木に囲まれた公園の隅っこに桜の木が一本立っていました。


ある日、ペットショップでシマリスを一匹買ってもらいました。そのシマリスにわたしはモモちゃんという名前をつけました。

モモちゃんが、ほっぺいっぱいにひまわりの種をほおばる姿は癒されるというかとっても可愛いいのです。

飼ってどれくらいだったんでしょう。シマリスのモモちゃんは目を閉じたまま体を丸めて動かなくなってしまいました。

悲しかったけれどモモちゃんのお墓をつくりました。

わたしは公園の桜の木の下の土の中にモモちゃんを埋めました。


冬の眠りからさめた春。桜の木の下の土に穴があいています。?

風に舞う桜吹雪。淡く薄いピンク色の桜の花びらがひとひら。わたしの髪にとまりました。

ふと見あげるとモモちゃんが桜の木の枝から、わたしをひょっこり見つめていました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] モモちゃんにまた会えてよかったですね。 [気になる点] 春の推理2022に参加する場合はジャンルを推理に変更する必要があります。 別ジャンルだと公式企画のサイトの参加作品の一覧にでないよう…
[良い点] 悲しいですね。 私もハムスターを失ったことがあるので、気持ちが分かります。 [一言] 私も今日、桜+推理で一本書いた者です。 よろしければどうぞ。
2022/04/23 17:05 退会済み
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