【Session1:トルコの伝承】
【はじめに】
本当はY染色体の話から始めないといけないのですが、そこから話を開始すると脱落者多数になると思うので色々と省略して話します。
【Session1:トルコの伝承】
さて皆さん。
トルコには、“昔々日本人とトルコ人は一緒に暮らしていて、東に行ったのが日本人になった”と言う伝承があるのをご存知でしょうか。
言語、顔つき、肌の色・・・日本人とトルコ人には一見して共通点など無いように思えます。
日本人でこの説を信じている人は、まず居ません。
そもそも、私もこの説を信じてなどいませんでした。
ですが、趣味でとある歴史ミステリーを調べていた結果・・・副産物とでも言うのでしょうか。
偶然にもトルコの伝承が本当だと分かりました。
まずは、以下の引用文をお読み下さい。
“2002年、私はトルコを旅しました。
そのときトルコ人たちから、
突拍子もないことを言われました。
「トルコ人と日本人は
兄弟だってこと、知っているかい?」
何を言い出すのでしょう!
そんなわけがない!
私は怪訝な顔をして「NO!」と答えました。
すると、彼らはこう力説するのです。
昔々、その昔、
トルコ人と日本人はモンゴルに住んでいた。
西に向かって移動して、
混血を繰り返し、
トルコにたどり着いたのが
今のトルコ人。
東に向かって移動して、
日本にたどり着いたのが
今の日本人。
だから我々は兄弟である。”
これは、『ひなたのヨーロッパ生活 トコトコ日記』内の『トルコ人と日本人は兄弟である』より引用したものになります。
本作を執筆するにあたり、当初は書籍から上記のような内容を引用しようと思っていたのですが、それに該当する書籍を見つけることができませんでした。
これは、書籍として出版する人も居ないようなトルコの伝承の証明です。
少しお付き合い下さい。
あなたの考えを変えてみせます。
【Special Thanks】
引用にあたり快く承諾を下さいましたヨーロッパのひなた様、この場を借りて御礼申し上げます。