逃走と闘争
この狭い一本道でどうすれば……
やばい!あいつ走り始めた!!
俺は全速力で道を進む。
あいつも速度を上げ追ってくる。なんで追ってくるんだ!!
全速力で走ったが追いつかれ、発達した左腕で攻撃してくる。
「ふっ!!」
なんとか前にローリングし攻撃をかわす事に成功し、あいつは左手の異常な爪が地面に刺さり抜けなくなっていた。今だ。逃げるのは今しかない!!
再び走りだす。後少しでこの一本道を渡りきれる!!
「はぁ、はぁ、はぁ、」
後1メートル。このぐらいなら飛び込んで渡りきろう。
「ウッ!!」
前へ飛び込み、なんとか渡りきることが出来た。
あいつは爪をやっと抜き、再び追いかけ始める。
この場所ならなんとか戦えるだろう。
………その前に、くらえ!!
赤鱗の剣を複製し、あいつの頭目掛けて投げる。
だが、なんなく腕で弾かれる。
「やっぱ無理か……」
このウイルスどんだけ強力なんだ。こいつはウイルスの過剰摂取でこんな異常発達をしてるんだろうが、まだ、頭と足は変化が起きていない。狙うのはそこしかない!!
あいつは一本道を渡りきり、とうとう戦う時が来た。
剣を抜き、盾を創造する。盾は鉄ので出来た一般的な盾を創造した。
盾を構えながらあいつに向かって走りだす。
それを向かい打つかのような体勢になった。
だが、それも束の間。
急に走り出し、俺にタックルをする。
「ぐつ––––!!?」
動きが速い!!?
そのまま、ぶつかった事によって、5メートルぐらい吹っ飛ぶ。
「がはぁぁっっ!!」
頭からぶつかった事によって、頭から血が出て、さらにぶつかった振動によって、まともに考えられなくなっていたり
あぁ、どうすればいい?それよりなんだあれ?タックルであんな吹っ飛ぶか?いやいや、それよりもあいつをどうやって倒せばいい?本当にあいつは人間だったのか?ああ!!クソ!考えがまとまらねぇ!!!
そうしてる間にもあいつは近づいてくる。
そしてあいつは右腕を上げる。
まずい、攻撃が来る。避けなければ!!
次の瞬間あいつは右腕を地面に叩きつけた。
「ぐっっ!!」
完全には避けきれなかった。叩きつけるその瞬間。あいつの腕がかすかに背中には当たっていたのだ。
「があああああぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!」
かすっただけなのにこの痛さ………!!ありえないだろ………!!
この凄まじい痛みは以前倒したキメラと同じぐらいに痛い。
「クソ!!があ、はあああああっっっ!!!!」
痛みで気が吹っ飛びそうだが、それをなんとか耐え、盾を構える。
隙だ。なんとか隙を作らないと………!!
あいつはさっきと同じ動作で攻撃してこようとする。
これだ!なんとかパリィをして隙を作らないと!!
そして拳を振り下ろす。今だ!!
上から来る拳を盾で攻撃を受け流す。その後あいつを少しだけだが怯ませる事に成功した。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
赤鱗の剣を横に持ち、あいつの顔に突き刺さす。
「ぐあああぁぁぁぁっっっっ!!!?」
あいつは叫びながら両手で頭を覆う。
俺はホリゾンキルを首に放つ。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
その瞬間あいつの首はグチャッと音と共にどこかへ吹っ飛ぶ。
剣を鞘に収め、すぐさま三人を探す為、奥へ進む。
危険だ。三人だけじゃディジーズウォーカーを倒すのはおそらく無理だ!!俺がいてもなんとかなるかわからないがとにかく急ぐしかない!!
背中の傷の痛みを耐えながら奥へと進んだ。




