第2話:双子の亀裂
第2話に突入いたしました!
こんにちわ。比奈乃です。今回も、、随分な駄作(苦笑;)
自信なんてものは欠片もございませんが、ぜひご覧下さい。
その日、2人の間に亀裂が入った。。。
―パリンっ!!―
爽やかな柊家の朝に起こった出来事である。
その日、笠音はちょっとした不注意で天音がこのごろ必死で作っていた、綺麗なガラスの板がしき詰まれた写真立てを床に落としてしまった。
ガラスの写真立てが落ちた衝撃に耐えること出来るはずがなかった。
静かだが突き刺さるような音と共に綺麗なガラスは砕け、儚くも地に落ちる。
「ど・・・どぉしよう・・・。コレって、天音がこのごろ頑張って作ってたやつだ。割った、なんて言ったら・・天音、なんて言うだろ。。。」
笠音が戸惑っている暇などはなく、すぐに音を聞きつけた母親が走ってくる。
「どうしたの!?だいじょうぶ!?怪我しなかった?」
やさしげに声をかける母に、笠音はとにかく縦に頷いているだけだった。
そのすぐ後、嫌な予感を感じた天音がいかにも不安そうに走ってきた。
「笠音!!・・・・あっ!コレ・・・」
どんどんと悲しげになってきた天音の顔を見た笠音は黙っていることが出来なかった。
「あ・天音!!ごめんなさい!大切に作ってたの知ってる。だから・・・だからこそ、ホントにごめん・・・。私!作り直すのしっかり手伝うよ!なんなら、全部作り直してあげるから!」
笠音は精一杯のココロで謝罪を述べた。
「笠音・・・。コレはね、季沙ちゃんのお誕生日のプレゼントにって思って作ってたの・・・。笠音だって、もうお誕生日プレゼント作り始めてるでしょ・・・。なら、材料を買うお金なんて無いはずじゃないの。作り直すなんて・・・っ・・・簡単なことみたいに言わないでっ!!・・・私、もぅ学校いく・・・からね・・・。」
天音は笠音の思っていた以上にショックを受けていた。 天音が言葉の途中から声を震わせながら言っていたこと、笠音はソレを重く感じた。
笠音は、いつも以上に重く感じる足を動かし、追いかけるように学校へと向かっていく。
* * *
学校に着いてから、天音と笠音は一言も会話をしていなかった。
天音は、笠音と目を合わせようともしなかった。
その異常さに周りが気付かないわけが無かった。
なぜなら・・・そう、2人はいつも一緒だったからである。
はい!2話も終了です。。あらすじで言う、、、困難ってヤツですかね;
つくづく、、文章がへたくそ〜と痛感いたしました;
これから、どしどし鍛えていこうと思います。
第3話もご期待いただければうれしいのですが;
でわ、3話でまた会いましょう。