第1話:双子の私生活
はい。こんにちわ。はじめまして。比奈乃です。サブタイトルと。あらすじ、、だいぶ区切りがおかしいのですが、お気になさらず(無理だ。)。。。
一話。。。色々とおかしなところ満載かと思われます。。。とにかく、こんなものを覗いてくださり、本当に有難うございます!ぜひ、ご覧になってください。
〜1〜
その日、二人はいつもと同じように、おんなじ顔をして楽しく歩いていた。
後ろから、透明感のある、大きな声が二人の耳に届く。
「やっほ!アマネ!カサネ!今日もどっちがどっちだかわかんないやぁ〜」
二人は走ってくる人影にあきれた様子で答える。
「「だからぁ〜。ピンクが天音で水色が笠音だってば!」」
説明が遅れたが、二人の名前は、「柊 天音」「柊 笠音」という。
二人は双子(ちなみに一卵性だ。)で、間違えられることなどは四六時中、時には。「どっちだ?ま、どっちでもいい。」といわれることもある。
なぜかと言えば、二人はいつも一緒だから、周りも、「どちらか分からなくてもどちらかは必ず自分が話そうと思っている相手なのだ。」と考え始めているからである。
かといって、何かが違わないと、親ですらどちらだかよくわからないほどに似ている2人は、いっつも、持ち歩いたり、身に着けているものを色違いにするようにしていた。
それなら服は同じでも、色で天音と笠音をみわけてもらえる。
しかし。。。。
どんなに言っても覚えてくれないのは、、、先ほど二人に声をかけていた、
友人の、「狐澤 季沙」である。
「もぉ、、、そろそろおぼえてくれないかなぁ!?」
「いちいち 言うの いやだぁ! っていうか、いっつもワザト言ってない?」
「あれりゃ〜 ばれちった?」
「「季ー沙ーちゃーん!!」」
いつものように始まる朝だった。。。
天音、笠音、季沙 三人は小学四年生で、 ごくごく普通な暮らしを送っていた。。。
* * *
三人が学校に到着する時間帯は大して余裕があるわけではない。
教室に入れば、たいていほとんどのクラスメイトは話に華を咲かせているころなのである。
三人が教室に入ると、いつもの事ながら、クラスメイトの楽しそうな声が沢山聞こえてくる。
そんな中、いくつかの声が、三人に向けて朝の挨拶をする。
「天音 笠音 季沙 おはよう!」
「三人ともおはよー!」
天音と笠音はいつものことで気にはしなかったが、季沙は気になるらしい、声をかけてきたクラスメイトに注意した。
「あぁぁー!!まーた落書きしてるぅ!黒板は落書き帳じゃないっていってるじゃん!」
季沙はしっかりもので、悪いことには悪い、とはっきりと話すのである。
だからこそ、天音と笠音は季沙を頼りにしていたのだ。
かといって、天音と笠音は争いごとが嫌いなのだ。揉め事にならないように入り込む。
「季沙ちゃん。今日はいいじゃん。また次もやったら何か考えよ?」
「うん。そうしよ?ね?季沙ちゃん。」
天音と笠音の説得に頷かないわけにはいかなくなった季沙は、仕方ない、といった表情で、条件をつける。
「ん〜。。天音と笠音に言われちゃ、仕方ないなぁ。。。んじゃ。また次やったら、罰として町内五周だかんね!!」
その条件に対し、落書きをしていた組は、脹れながらも了解した。
「「これでらくちゃーく♪」」
天音と笠音は顔を見合わせて笑って見せた。
はい。。無事に一話終了。。。
なんかわけワカラン!ッていうきもちは抑えて抑えて。。。(コラ!)自分では評価できないものですので、なんともいえませんが、皆様のご期待に反さないよう、せいぜい頑張ろうと思ってます!でっわ!第二話もお楽しみに!